貯水率約15％のダムは雨に期待も…週末は警報級の大雨に要注意
AI要約
山陰地方では梅雨入りが近づいており、水不足の地域にとっては恵みの雨となる見込みです。
しかし、日曜日には警報級の大雨に警戒が必要であり、ダムの貯水率が低下している状況も報告されています。
23日の日曜日は特に大雨に注意が必要であり、最新の情報を確認することが重要です。
まもなく梅雨入りするとみられる山陰地方ですが、水不足のこちらでは恵みの雨にもなりそうです。
一方で、日曜は警報級の大雨にも警戒が必要です。
島根県江津市の波積ダムでは先月以降、雨が少ない状態が続いていて降水量が例年の7割ほど。
19日から流量を25％減らすなどの調整を行っていますが、21日午前時点の貯水率は15.2％と低い水準となっていました。
同じく県が管理する大田市の三瓶ダムでも流量を減らす措置をとっています。
島根県河川課河川開発室 栗栖弘行 室長
「やはり5月からの雨ですね、それが少雨傾向だったのが原因としてはあるのかなと、50パーセントを切るダムがいくつかある状態ですね」
管理する県内のダムの貯水率が全体的に下がっている中ですが、22日以降の天気には期待を寄せています。
島根県河川課河川開発室 栗栖弘行 室長
「天気予報には雨のマークはありますけどどれだけまとまった雨が降ってくれるか、期待したいです」
恵みの雨にもなりそうな一方で、特に23日、日曜は警報級の雨に注意が必要です。
山陰地方は週末、大雨の可能性があります。梅雨前線の北上に伴って、土曜日は島根県西部から雨が降りそうです。夕方には山陰の広い範囲で雨になるでしょう。
激しく降るところもありそうです。
日曜日も前線が本州付近にとどまる見込みで、雨が降り続きます。雨雲が予想よりも発達すると警報級の大雨となる恐れがあります。
最新の情報をチェックしてください。
