【不審者遭遇を想定】 小学生が助けを求めてコンビニに駆け込む訓練 岩手県盛岡市

AI要約

盛岡市の小学校で不審者対処訓練が行われた。

子どもたちはエスゾウくんのポスターが貼ってある店に駆け込み、店員に助けを求める方法を学んだ。

警察によると、駆け込み件数は多く、高校生以下が主な対象。

【不審者遭遇を想定】 小学生が助けを求めてコンビニに駆け込む訓練 岩手県盛岡市

 岩手県盛岡市の小学校で20日、子どもたちが不審者に遭遇した場合を想定し、助けを求めて店へ駆け込む訓練が行われました。

「おじさんの車乗ってどっかいかない?」「涼しいとこいこうよ」「いかなーい!!」「お菓子食べに行く?」「いこうよ~」(子ども逃げる)

 この訓練はセブンーイレブン・ジャパンと盛岡西警察署が行い、月が丘小学校の1、2年生68人が参加しました。

 子どもたちは不審者に遭遇した時を想定し、全国およそ5万7千店舗のコンビニエンスストアが参加するセーフティーステーション活動のイメージキャラクター「エスゾウくん」のポスターが貼ってある店に駆け込み、店員に不審者の特徴を伝えることを実践しました。

 店員

「男の人?女の人?」

 小学生

「女の人!」

 店員

「特徴はある?」

 小学生

「傘を持っていた、帽子をかぶっていた」

 小学生

「怖かったけどいざという時できそうです。」「(Qもし公園で遊んでて不審者来たらどうする?)すぐ逃げる(Qどこに?)セブンに」

 警察によりますと、2023年度、盛岡西警察署管内の駆け込み件数は102件。その6割が高校生以下で、下校時間に多発しています。

 セブンーイレブン・ジャパン盛岡地区ディストリクトマネジャー山口貴司さん

「コンビニエンスストアが駆け込みしたときに助けてくれるということが児童の皆さんにわかってくれるようにしたいと」

 子どもたちは、不審者に声をかけられた場合はすぐに逃げ、店員にしっかりと伝えて助けを求めることを学んでいました。