バスガイドの女性死亡確認「ストップ!」と叫ぶもバスと電柱に挟まれる 69歳運転手現行犯逮捕 運転手は容疑認める 誘導中の事故 旅館関係者が悲鳴きく(山形・上山市)
上山市で観光バスと電柱に女性が挟まれる事故があり、女性が死亡
事故を受けて運転手が逮捕される
バスガイドの女性がバスを誘導中に電柱に挟まれたとみられる
きょう午前、上山市で、観光バスと電柱にバスガイドの女性が挟まれる事故があり、女性が死亡しました。
警察では、バスを運転していた69歳の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
土川怜音 記者「上山市の事故現場です。観光バスを誘導していたバスガイドが運転手と連携が取れず、こちらの電柱に挟まったとみられます」
警察などによりますときょう午前7時45分ごろ、上山市新湯(しんゆ)の市道で、観光バスと電柱の間にバスガイドの39歳女性が挟まれる事故がありました。
バスガイドの女性は、バックするバスを誘導していて、電柱に挟まれたということです。
女性は意識不明の状態でしたが、その後、死亡が確認されました。
この事故を受け、警察はこのバスを運転していた69歳の男を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
男は事故を起こしたことを認めているということです。
近くの旅館関係者によりますと、当時、現場付近ではバスガイドの女性が「ストップ!」と叫んだ声や、悲鳴が聞こえたということです。
従業員は「私が救急車に連絡しました。そのあとここ(外)に出てみたらお客様(バスガイド)が倒れていた。急に大きな声は聞いていた」
旅館関係者は「ガイドの方がバスをたたいて知らせていたっていう話は聞いた」
このバスは、宮城県の会社が所有するバスで、宿泊客を乗せて次の目的地に行くため、午前8時に宿から出発を予定していて、バスは、バックして宿に横付けするように移動していたということです。