沖縄本島中南部に大雨洪水警報と土砂災害警戒情報 糸満市など4市町が避難指示、南城市では高齢者等避難発令
AI要約
沖縄本島中南部に大雨洪水警報が発令され、避難指示や避難所の開設が行われている。
13日まで梅雨前線の影響で非常に不安定な大気の状態が続き、多いところで150ミリの雨が予想される。
過去の降雨量が記録的な数字を更新するなど、局地的に激しい雨が降っており、警報対象地域は広がる可能性がある。
沖縄気象台は12日、沖縄本島中南部に大雨洪水警報を発令し、土砂災害警戒情報を出した。
糸満市、豊見城市、北谷町、西原町は避難指示を出した。南城市は高齢者等避難を出し、危険な場所からの避難を呼びかけている。気象台によると、沖縄本島地方では多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みで、河川の増水や氾濫への厳重な警戒を呼びかけている。
糸満市、豊見城市、南城市、西原町はそれぞれ庁舎に避難所を開設した。
沖縄本島地方では13日にかけて、梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定となる。本島地方では13日午前6時までの24時間に多いところで150ミリの雨が予想されている。
雨雲の発達の程度によっては警報発表の地域が広がる可能性もある。
10日午前0時の降り始めから12日午前4時までに、南城市糸数で250・5ミリ、久米島町謝名堂で214・5ミリの雨が降った。
