レモネードを販売で小児がん支援 「レモネードスタンド」全国一斉開催 栃木県は5歳の娘亡くした母が企画

AI要約

宇都宮市で行われたレモネード販売の取り組みは、小児がんの支援を目的としている。

活動はアメリカの小児がん患者の取り組みから始まり、全国24の都府県で開催された。

売り上げは経費を差し引いて小児がん患者支援団体に寄付され、一斉にシャボン玉を飛ばすイベントも行われた。

宇都宮市では9日、レモネードを販売してその売り上げを小児がんの支援にあてる取り組みが行われました。

宇都宮市のあずま保育園で行われたのは、「レモネードスタンド」と呼ばれる活動です。

この活動は、アメリカの小児がん患者の女の子が、同じ病気の人を助けたいという思いから自宅の庭でレモネードを販売し、その売り上げをがん患者の支援のために寄付したことをきっかけに広まったものです。

2022年3月に、あずま保育園に通っていた大田和瑠璃ちゃん5歳を急性骨髄性白血病で亡くした母の涼子さんが「小児がん患者の支援につながれば」と企画しました。

9日は、全国24の都府県の合わせて43カ所で同時に開催されました。

売り上げは、材料費などの経費を除いて小児がん患者を支援する団体に寄付されます。

また9日は午後2時に合わせて全国で一斉にシャボン玉を飛ばし、小児がんで亡くなった子どもなどに思いをはせました。