家宅捜索で計871台のパチスロ機押収 "闇スロット幇助”事件でさらに「機械屋」の3人逮捕 収益は犯罪集団「トクリュウ」の資金源か

AI要約

神奈川県で機械屋のグループが逮捕され、その一味が追加逮捕された事件について。新たに3人が逮捕された常習賭博幇助の疑いで。合同捜査本部によると、パチスロ機を提供したり、賭博を知りながら支援するなどの容疑がかけられている。

福留容疑者らは他の店にもパチスロ機を販売しており、合同捜査本部は3か所から871台の押収を果たした。収益が犯罪集団に流れる可能性も指摘されている。

合同捜査本部は全容解明を急いでおり、犯罪集団の資金源になっている可能性があるグループの動向に注目が集まっている。

闇スロット店にパチスロ機を提供したなどとしていわゆる「機械屋」のグループの男が逮捕された事件で宮城県警などの合同捜査本部は7日までにこのグループの別の男3人を新たに逮捕しました。

常習賭博幇助の疑いで逮捕されたのは、東京都中野区の無職・福留浩尚容疑者(55)と住居不定の会社役員・田中満広容疑者(55)、東京都町田市の自営業・山城修容疑者(59)のあわせて3人です。

合同捜査本部によりますと、福留容疑者らはすでに逮捕されている神奈川県伊勢原市の会社役員参田一樹容疑者(26)らと共謀し、去年11月から今年1月にかけて、川崎市の闇スロット店で賭博が行われていると知りながら、この店にパチスロ機を提供するなどした常習賭博幇助の疑いがもたれています。

福留容疑者らは去年11月に摘発された仙台市内の闇スロット店にもパチスロ機を販売していたとみられていて、合同捜査本部は今月4日に神奈川県藤沢市の倉庫などあわせて3か所からパチスロ機871台を押収しました。

合同捜査本部はこのグループの収益がSNSなどで離合集散を繰り返す犯罪集団「トクリュウ」の資金源になっているとみて全容解明を急いでいます。