「ヘルプマーク」につけこむ人間もいる…障害者を苦しめる「性被害」の現実

AI要約

多くの方が「ヘルプマーク」を目にしたことがあると思います。東京都から始まり、全国に普及しています。特に外見でわからない障害を抱えている場合には役立ちますし、知的障害を抱えている場合でも、まわりにちょっとした配慮をお願いできるという意味では役立っていると思います。

しかし逆に言えばこのマークを付けているということは何らかの「障害」を抱えていることを公表しているわけです。考えたくないことではありますが、実際にはそこにつけこむ人たちも存在します。障害を抱えていないのにヘルプマーク(通販でも売っています)を付けて、「障害を抱えていてたいへんだろう」と人の同情をひいたり、「お互い辛いよね」と障害を抱えている人に声をかけて、性犯罪を含め、利用しようとしたりする場合もあります。

知的障害を抱えている場合には、性被害を受けることがあります。まず、性教育自体が十分にシステム化されていませんし、人前で気にせず着替えたり、露出度の高い格好をしたりしていると、狙っている人からはチャンスに見えてしまいます。

「ヘルプマーク」につけこむ人間もいる…障害者を苦しめる「性被害」の現実