【THEアジア大学ランキング】「関東の私立大学」ランキング！ 第2位は「慶應義塾大学」、1位は？
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education（THE）」が発表した「THEアジア大学ランキング2024」において、関東地方の私立大学が高い評価を受けたことが明らかになった。
第2位には慶應義塾大学がランクインし、産業への貢献が特に評価されている。一方、第1位は順天堂大学で、産業への貢献や研究の質、教育において高い評価を受けている。
これらの私立大学はそれぞれの歴史や理念を持ち、優れた人材を育成することを目指して活動している。
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education（THE）」は、「THEアジア大学ランキング2024」を発表しました。本ランキングは、「研究の質」「産業への貢献」「国際性」「研究環境」「教育」の5つの観点から各大学のスコアを算出・順位化したもので、今回は31の地域から739の大学が参加しています。
本記事では、その中から「関東の私立大学」のランキングを紹介します。はたして、評価が高かったのは関東のどの私立大学だったのでしょうか？ さっそくランキングを見ていきましょう！
（出典元：Times Higher Education（THE）「Asia University Rankings 2024」）
第2位は「慶應義塾大学」で、総合スコアは43.4点でした。
東京都港区に本部を置く慶應義塾大学は、藩命により福澤諭吉が1858年に開いた「蘭学塾」を前身とし、1920年に設置された私立大学。自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任で行う「独立自尊」を基本精神に、人格を備えた社会の先導者にふさわしい人材の育成を目的としています。
慶應義塾大学は、総合ランキングでは164位にランクインしていて、昨年度の201～250位から順位を上げました。指標では「産業への貢献（73.3点）」で高評価を獲得しています。
第1位は「順天堂大学」で、総合スコアは43.8点でした。
東京都文京区に本部を置く順天堂大学は、1838年創立の「オランダ医学塾（和田塾）」を前身とし、1951年に設立された私立大学。「不断前身」を理念、とし、「三無主義」の学風のもと、グローバル社会で医療・健康・保健・福祉を支える人材の育成を目的としています。
順天堂大学は、総合ランキングでは昨年度の201～250位から順位を上げ、159位にランクインしました。指標では、「産業への貢献（81.4点）」「研究の質（56.7点）」「教育（44.9点）」で国内私立大学の最高評価を獲得。また、「THE世界大学ランキング2024」でも国内私立大学1位タイと高く評価されています。
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