ナイキのシューレース調節アプリ「Nike Adapt」が終了、今後は手動で

AI要約

「ナイキ(NIKE)」が、シューレース調節アプリ「Nike Adapt」を8月6日をもって終了すると発表した。

同アプリは、2019年に発売した自動靴ひも調節機能が付いたバスケットボールシューズ「ナイキ アダプト BB」に使用されていた。

アプリの廃止後も、一部機能は引き続き使用可能であるが、新しいデバイスへの移行はできないことになっている。

ナイキのシューレース調節アプリ「Nike Adapt」が終了、今後は手動で

 「ナイキ(NIKE)」が、シューレース調節アプリ「Nike Adapt」を8月6日をもって終了すると発表した。アプリは、同日に世界中のApple及びAndroidのアプリストアから削除される。

 同アプリは、2019年に発売した自動靴ひも調節機能が付いたバスケットボールシューズ「ナイキ アダプト BB」に使用。アプリ上でシューレースを自動で締緩することができるほか、左右のフィット感の調整、ライトの点灯・カスタマイズなどができる。ナイキは同アプリを終了する理由として、今後アダプトシューズの新作は作成しないためとしている。

 なお廃止後も、アプリが既に端末にインストールされている場合は引き続き使用可能。シューレースの締緩、フィット感のカスタマイズ、ライトの変更、ジェスチャー検出、スマートコマンドなどの機能は利用できる。一方、アプリを新しいデバイスに移行することはできず、iPhoneの場合は今後のiOSアップデートによって機能が制限されることがあるほか、端末からアプリが完全に削除される可能性もあるという。今後、アプリを使用しない場合は、手動でシューレースを締緩、フィット感を調節することになる。