ミン・ヒジンと村上隆が来店 渋谷に“体験型推し活ストア”誕生

AI要約

ラインフレンズジャパンが東京・渋谷に「LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYA」をオープン。K-POPアーティストやキャラクターのポップアップを展開。

3フロアに分かれた店内は、世界中のファンが集う「ホットプレイス」を目指す。

NewJeansとのコラボアイテムを展開し、村上隆も関わった最高品質のコラボレーションに注目。

ミン・ヒジンと村上隆が来店 渋谷に“体験型推し活ストア”誕生

 ラインフレンズジャパン(LINE Friends Japan)が、6月26日に「LINE FRIENDS」の大型フラッグシップストア「LINE

FRIENDS SQUARE SHIBUYA」を東京・渋谷にオープンした。同店では、K-POPを中心とした様々なアーティストやキャラクターの世界観を体験できるポップアップを開催。第1弾コラボレーションはNewJeans(ニュージーンズ)で、村上隆とのコラボアイテムや、日本限定で展開する藤原ヒロシとのコラボ商品を取り扱っている。会期初日のオープン前の店頭に、村上隆とNewJeansのプロデューサーであるミン・ヒジンが来店した。

 LINE FRIENDS SQUARE SHIBUYAは、渋谷PARCOの斜向かいに位置。「多くの人が集まる広場のように、様々なキャラクターとファンが集って欲しい」という想いから設計されたという同店は、地下1階から2階までのコンセプトの異なる3フロアで構成された。総床面積は990平方メートルで、世界中のラインフレンズストアの中でも大型の店舗となった。国内だけでなく、インバウンド客の来店も多い“トレンドの発信地”渋谷を起点に、全世界のファンが集う「ホットプレイス」になることを目指すという。

 1階は、「BT21」や「うさまる」、「ねこぺん日和」といったラインフレンズが展開するキャラクターグッズを取り扱う常設ストアで、「TOKYO」の文字とキャラクターたちがデザインされたTシャツやミニタオル、横浜文明堂とコラボレーションしたどら焼きといった和菓子類などを同店限定で販売。壁面にはBTSメンバーの手形が展示され、韓国で人気が高まっている「レシート写真機」も無料で体験が可能。

 2階には、バッグやスマホケースなどの本体に「スティコン」と呼ばれるパーツを取り付けることでカスタマイズできるアイテムを展開するブランド「コレ(COLLER)」の初の常設店舗が登場。今回が日本初上陸で、NewJeans関連のスティコンも期間限定で扱う。

 7月15日までのNewJeansのポップアップ期間中は、入り口の大きなスクリーンにNewJeansの動画が映し出され、国内限定展開の「NewJeans × Hiroshi Fujiwara」のTシャツやバンダナ、帽子、バッグなどをラインナップ。このほか、NewJeansのうさぎのキャラクター「Tokki」をラインフレンズの「minini」風にアレンジした新キャラクター「bunini」や、新作の「How Sweet」の衣装をもとにラインフレンズが新たにデザインを加えた「パワーパフガールズ × NJ」のアイテムを展開している。

 ポップアップ期間中、事前予約制となった地下1階のメディアゾーンでは、NewJeansのミュージックビデオとメンバーからのコメント動画などを12台のプロジェクターで壁面と床面に上映。

 同フロアでは村上隆とのコラボアイテムを販売し、壁面や什器は同氏のアイコニックなモチーフのひとつである「お花」をアレンジしたアートで装飾されている。オープン前に来店した村上隆は、映像を鑑賞しながら楽しそうにリズムに乗る様子を見せた。村上隆と共にメディアの取材に応じたミン・ヒジンは、「いつも、NewJeansを愛していただきありがとうございます。今回のコラボのために、ラインフレンズも隆先生もとても心を込めて向き合ってくださり、本当に良い方々に恵まれたと感じています。良いものを作ることができたので、ファンの皆様にも喜んでいただけると嬉しいです」とコメント。村上隆は「今回の仕事は、過去に私が体験した中でもトップクラスのクオリティコントロールが求められ、ミンさんとは準備期間中毎日1日中LINEでやり取りをしました。ミンさんのディレクションに必死についていき、予想以上のものができたので、感動しました」と製作期間を振り返った。