【素朴な疑問】羽毛布団って自宅で洗えないでしょ?⇒最近の羽毛布団が進化してて快適だった件

AI要約

羽毛布団は軽くて保温性が高く、湿気のこもらない快適な寝具である。

羽毛(ダウン)の特性により、暑いときは涼しく感じ、寒いときは温かさを保つ。

洗える羽毛布団のニーズが高まっており、快適な睡眠環境を求めている人も多い。

【素朴な疑問】羽毛布団って自宅で洗えないでしょ?⇒最近の羽毛布団が進化してて快適だった件

 羽毛布団はお好きですか? 筆者個人としては、軽くてやわらかく保温性が高く、かといって湿気のこもらない羽毛布団に包まって寝ているときが至福のひとときです。ちなみに、羽根布団と羽毛布団は厳密には異なり、羽根布団のなかでも「羽毛(ダウン)」が50%以上含まれているものを羽毛布団、「羽根(フェザー)」が50%以上の含まれているものを羽根布団と呼びます。

 実は、この「羽毛(ダウン)」が羽毛布団の快適さを生み出す重要な要素だといいます。ダウンの1つ1つを「ダウンボール」といいますが、このダウンボールには無数の小羽枝(しょううし)」が生えており、寒くなると広がり、暑くなると縮まる性質があるのです。

 結果、寒いと小羽枝が広がり空気をたっぷりと含んで、たくさんの空気を保持して、この空気層に体温を閉じ込めるので温かく感じます。逆に暑いと小羽枝が縮まり、保持する空気の量は少なくなり、布団のなかの熱や湿気を外に逃がそうとするので湿気が少なく、涼しく感じるそうです。

 そのため季節を問わず羽毛布団は気持ちがよいのでしょう。確かに筆者はアウトドアで薄手のダウンジャケットをかなり暑くなっても着ていることがありますが、見た目ほど暑く感じたことはありません。

 ということは、夏の掛け布団も薄手の羽毛布団にすれば、タオルケットなどよりも快適なのでしょう。しかし、夏の掛け布団を羽毛布団にすると大きな問題が発生します。それは簡単には洗えないということ。

 2023年5月に暮らしの情報メディア「口コミの森」が行った「布団のどんな内容の口コミを参考にするか」の調査では、1位は「寝心地」で2位が「洗いやすさ」という結果もあります。

 洗えるというニーズがあるからでしょうか。最近ではコインランドリーで洗える羽毛布団も増えており、筆者も冬の掛け布団はコインランドリー対応のものに変えて年に1度程度洗っています。しかし、夏に関しては大量の寝汗をかくため、自宅で簡単に洗えるタオルケットのほうが便利です。できれば「自宅で簡単に洗える羽毛布団があれば、いいのに!」と思っていたところに見つけたのがタンスのゲン「においの少ないグースダウン使用 洗えるダウンケット(以下洗えるダウンケット)」。今回は、羽毛布団が自宅で洗えたらどれだけ快適だったかをお伝えできたらと思います。