1台1500万円以上する「ベンツSクラス」に乗っている方の年収が気になります。 どれだけの年収があれば購入できるでしょうか?

AI要約

ベンツSクラスは高級車の代名詞で、一度は乗ってみたいと思う人も多い。

しかし価格は1500万円以上で、中でも手ごろなモデルでも1594万5500円から費用がかかる。

燃料代などの維持費も考慮すると、購入だけでなく維持にもかなりの費用が必要。

1台1500万円以上する「ベンツSクラス」に乗っている方の年収が気になります。 どれだけの年収があれば購入できるでしょうか?

高級車の代名詞ともいえるベンツ。中でも、ショーファードブリン向けといわれるSクラスは、一度は乗ってみたいと思っている方もいるでしょう。

しかしSクラスといえば、ベンツの中でもハイグレードな車種で、すべて1500万円を超えます。年収いくらぐらい稼いでいる人なら、購入できるのでしょうか?

この記事では、ベンツSクラスに乗るためには年収いくら必要なのか、具体例を挙げて解説します。

ベンツSクラスセダンタイプの価格帯は、1500万円台から3600万円台まで幅広くあります。ここでは、Sクラスの中でも手ごろな価格のS450d4MATIC(ISG搭載モデル)の中から「MP202402」で、料金シミュレーションしましょう。

MP202402のメーカー希望小売価格は税込みで1556万円です。オプション装備など、一切つけなかった場合ここに諸経費38万5500円が加算され、1594万5500円(税込み)となります。

諸経費の内訳は、表1の通りです。

表1

※Mercedes-BenzS-Classの見積もり結果を基に筆者作成

ベンツのような高級車ともなると、年間の維持費もかなりかかることが想像されます。表2でベンツの維持費をまとめました。

表2

※「一般社団法人日本損害保険協会 自賠責保険料の試算」「経済産業省資源エネルギー庁 石油

製品価格調査給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油)」を基に筆者作成

燃料代は、WLTCモードの燃費13.7キロメートル/リットルで計算すると、1万2000キロ÷13.7キロ/リットル≒876リットルで年間およそ876リットル必要となります。876リットル×154.5円(軽油単価2024年6月10日現在)で年間13万5342円となりました。

なお新車でベンツを購入すると、3年間は「メルセデスケア」と呼ばれる、無料保証プログラムが付くため、一般補償や3年間は点検やそれに付随する交換部品などメンテナンス費用はかかりません。

4年目からはメンテナンス&保証プラスに有料で加入することで、同様のサービスが受けられます。