父の日にプレゼントしていた「肩もみ10分券×10枚」。専門店でのサービスに換算したらいくらになる?

AI要約

肩もみ券について、専門店の施術に換算した場合の価値について検証。

リラクゼーションサロンでのマッサージ料金を調査し、肩もみ券の価値を計算。

専門店と肩もみ券では施術の質が異なる点や肩もみ券の融通性などについて考察。

父の日にプレゼントしていた「肩もみ10分券×10枚」。専門店でのサービスに換算したらいくらになる?

子どもの頃に「肩もみ券」をお父さんにプレゼントしたことがある方もいるかもしれません。施術時間や枚数にかかわらず、もらったお父さんはうれしかったことでしょう。

さてそんな肩もみ券ですが、もしマッサージサービスを専門店で受ける場合、どれくらいの値段に相当するのか気になったことがある方もいるでしょう。

そこで本記事では、肩もみ券を専門店の施術に換算した場合の価値について調べてみました。

「肩もみ10分券×10枚」を全部使うと、合計100分間の肩もみサービスになります。「肩もみ券」という名目ですが、実際には肩だけでなく背中や腰などほかの箇所のもみほぐしをしていた子どもも少なくないでしょう。

そこで今回はマッサージ箇所を限定せずに、一般的なリラクゼーションのサービスに置き換えて計算します。実際に提供されているリラクゼーションサービスの料金を数店のサロンで調べたところ、料金は表1の通りでした。

表1

※筆者作成

施設やサービス内容によって値段は異なりますが、今回調査した3店における100分間のマッサージ平均料金は「約1万2667円(10分券1枚当たり約1267円)」でした。料金のみで比べると、肩もみ券は大きな価値があるプレゼントといえるでしょう。

ただし、専門店と肩もみ券では施術の質が異なるため、必ずしも上記と同じ価値とはいえません。あくまでも専門店の料金に置き換えた場合の参考としてください。

リラクゼーションサロンでのサービス体系について考えると、肩もみ券の実質的な価値はさらに高いといえます。サロンの中には、予約が必要だったり、直前のキャンセルに料金が発生したりするところがあります。また、サロンへ行くには交通費や時間もそれなりにかかるでしょう。

一方子どもの肩もみ券は、こうした点で融通が利きます。予約なしで好きなタイミングに、しかも追加料金なしに自宅で肩もみしてもらえるとなれば、肩もみ券の価値はより増します。

もちろん、サービスの質についてはサロンに軍配が上がるでしょう。知識や力があるプロに施術してもらう方が、やはりリラックス効果は大きいかもしれません。とはいえ、そのような融通性も大きなポイントです。

何よりも「大切な子どもからのプレゼント」である点を踏まえれば、肩もみ券の付加価値は高いです。