まるでリュックサック!?両手がふさがらない“背負える日傘”が登場…動きづらさはないのか使った感想を担当者に聞いた

AI要約

サンコー株式会社が6月6日に発売した「ハンズフリー背負える日傘」は、手を使わずに日差しを遮ることができる革新的なアイテムで、晴雨兼用でありUVカット率も高い。

この日傘はリュックサックのように背負い、腰のベルトで固定できるため、両手が空いたまま使用できる。また、使用時のサイズはコンパクトで持ち運びも便利。

サンコー株式会社広報部によると、まだ発売されたばかりで売れ行きや反響はこれからだという。専用のネッククーラーと併用することで暑い日の快適さが向上するとのこと。

まるでリュックサック!?両手がふさがらない“背負える日傘”が登場…動きづらさはないのか使った感想を担当者に聞いた

日中の気温が高くなり、日傘を差して出かける人をよく見かけるようになった。顔や体が日陰になるため、紫外線対策だけでなく暑い日の熱中症対策としても日傘は強い味方だ。

しかし傘である以上、手に持たなければいけない。どれだけ日差しが気になっても、農作業や屋外作業、写真撮影などには、手がふさがれてしまう日傘は不向きだろう。

ところがそんなシチュエーションを想定した手を使わずに差せる傘を、サンコー株式会社(東京・千代田区)が6月6日に発売した。

その名も「ハンズフリー背負える日傘」。

リュックサックのように2つのショルダーハーネス(ベルト)を背負い、腰のベルトを装着すると、両手が空いた状態で日差しを遮ることができる。

通常の傘のように手に持つ必要がなく、傘の開け閉めは両サイドの持ち手部分をもって簡単に開いたり閉じたりできるという。

全体のカラーは太陽光をしっかりと防げる黒色で、UVカット率99.9%。雨の日でも使える晴雨兼用となる。

背中部分はやわらかいメッシュプレートで空間ができ、風が通るため長時間でもが蒸れにくいという。

使用時のサイズは幅65×奥行61×高さ86cm。折り畳んだ状態であれば幅65×奥行20.5×高さ55cmで、コンパクトにして持ち運ぶこともできる。価格は1万2800円(税込)。

興味深い製品だが、背負う傘を使ったことがない人がほとんどのはず。使い心地はどんなものなのだろうか?サンコー株式会社の広報部・えき晋介さんに開発の経緯を聞いた。

――どんな経緯で商品化されたの?

屋外での暑さを低減するために日傘をつかうことがありますが、片手がふさがってしまうことがネックでした。両手が使える日傘があったら良いと思い、発売しました。

――デザインや機能面でのこだわりは?

日を遮る部分が大きく、動きやすさがポイントです。リュックのように背負ってさらに、腰のベルトを留めることによって3点で固定でき安定感につながっています。

――実際に使ってみてどう感じた?

一度背負ってみるとリュックのような取り付け方法のため、違和感なく使えます。

――「重量約980g」とのことだが重くはないの?

リュックのようにつかえるので重くは感じなかったです。

――使う時に気をつけることはある?

風の強い日だと風の影響を受けるため、強風時にはお使いにならないでください。

――発売されたばかりだが、売れ行きや反響はどう?

まだまだ発売したばかりですので、これからの動きに期待します。

これまでにも夏向けの商品を販売してきたサンコー。えきさんによると、併用するなら首に巻くネッククーラーなどがおすすめとのことだ。