ナンバープレートにしたらかっこいいと思う「沖縄県の地名」は？ 3つの地名を紹介！
沖縄県のナンバープレートについて、地名が一つしかないため物足りなさを感じている人もいる。
那覇市、宜野湾市、石垣市という地名が候補として挙げられており、それぞれの特徴や由来が紹介されている。
沖縄県の地名は古くからの文化を反映し、漢字の並びや読み方が特徴的でかっこいい印象を与える。
車やバイクなどのナンバープレートには、地域の管轄運輸支局の地名が記載されています。現在沖縄県では「沖縄」のみが交付されており、どの地域で車両を登録しても地名表記はひとつのため、若干物足りなさを感じているみなさんもいるかもしれません。
ナンバープレートにしたらかっこいいと思う沖縄県の地名はなんですか？ ここでは沖縄県内の地名を3つピックアップして紹介します。
那覇市は沖縄県の県庁所在地であり、県内の経済や文化の要衝として機能しています。かつては琉球王国として栄え、当時の琉球文化を色濃く残す「首里城」や、メインストリート「国際通り」といった観光名所も人気の都市。
那覇という地名は琉球の言葉で「魚場（なーば）」に由来するという説があり、現在の字面は17世紀ごろから見られるようになったのだとか。また、戦前まで地元の人たちは「なーふぁ」と呼んでいたそうです。那覇は沖縄県を代表する都市であり、ナンバープレートとなれば人気を集めるかもしれません。
宜野湾市（ぎのわんし）は沖縄本島中南部に位置し、海岸部は遠浅で一面に美しいサンゴ礁を望むことができる美しい景観の都市。市のキャッチフレーズである「ねたての都市」の“ねたて”とは、「物事の根元」「共同体の中心」といったものを意味するのだとか。
ちなみに「宜野湾」は琉球の言葉で「じのーん」だそうで、読みは可愛らしい響きです。漢字表記はかっこよく、ナンバープレートに記されていると映えそうですね。
石垣市は沖縄本島のさらに南、美しい海や緑に恵まれた八重山諸島の代表格である石垣島を中心とする市です。エメラルドグリーンの海ではサンゴ礁や熱帯魚などが織りなす風景を楽しめる一方、北部には山地が広がり、沖縄県内でも最高峰の山「於茂登岳（おもとだけ）」がそびえます。
石垣の地名の由来には、牧場の多いこの地における垣根を指す「しがき」、また琉球の言葉で石の多いところを意味する「イシャナギラ」など諸説あります。
沖縄県の地名は、古くより受け継がれてきた地域特有の文化から、本土では珍しい漢字の並びや読み方が多くあります。それだけでもかっこいいイメージがあるため、ナンバープレートに地名が書かれた車で本土に行けば、羨ましがられるかもしれません。みなさんの思う、ナンバープレートにしたらかっこいいと思う「沖縄県の地名」はなんですか？
