2024 SUPER GT第3戦 SUZUKA GT 3HOURS RACE     #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京 /ジュリアーノ・アレジ)が嬉しい初優勝を飾る!!

AI要約

GT500クラスはポールポジションからスタートした#37 Deloitte TOM’S GR Supraが嬉しい初優勝を果たした。

決勝日の天候が不安定でウェット路面になる可能性もあったが、結局はドライ路面でのレースとなり、激しいトップ争いが繰り広げられた。

ピット戦略や接触事故などがレース展開に影響を与え、緊張感のあるレースとなった。

2024 SUPER GT第3戦 SUZUKA GT 3HOURS RACE     #37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京 /ジュリアーノ・アレジ)が嬉しい初優勝を飾る!!

GT500クラスはポールポジションからスタートした#37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京 /ジュリアーノ・アレジ)が#14 ENEOS X PRIME GR Supraに一旦先行を許してしまったが、#14のペナルティ消化の間に再度トップに返り咲き嬉しい初優勝を飾った。

前日から決勝日の天候が不安定な予報なりにウエット路面になるのか、ウェット&ドライの非常に難しいレースになるのか戦略も含め、どんな展開になるレースになるのか非常に気になるコンディションであったが、決勝前に行われたピットウォーク終了時から雨に見舞われ、その後のウォームアップ走行時には完全なウェット路面となり、ほぼ各チームウェットタイヤを履き皮むきをする為にピットインピッチアウトを繰り返していた。

しかしその後、天気は急激に回復し青空も広がっていたが、果たしてレース中に再度雨が降るのか、降らないままゴールを迎えることになるのか、、またそれによりどんな作戦でピットインをしてくるのか注目が集まっていた。

スタート時にはほぼ天候が回復しドライ路面となり全車ドライタイヤで3時間の長丁場のレースがスタート。無事にスタートが切られ数週に渡り上位チームの順位変動は無くポールスタートの#37は後続車に追い詰められながらも、徐々に後続を引き離していく。5周目には#14 ENEOS X PRIME GR Supraが2番手スタートであった#16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16をパスして2位に浮上。その後#16は2台体制の同チームである#8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8との接触を繰り返す程の大バトルを展開。2位浮上した#14はペースを上げそ、トップを走る#37に追いつくほどまで迫ったが、#37もペースを上げその差を広げることに成功。

この時点で1位争いのGR Supra勢のピット戦略がどうなるのかが見ものであったが、まずは2位の#14が32週目にピットイン、順調に作業を終えピットアウト。#37は33周目にピットインし、こちらは1回目のドライバー交代をしない作戦に出たが順位に変動はないままこの2台によりトップ争いが続くことになった。

その後40周目には最終コーナー手前のシケイン進入のブレーキングで、#23 MOTUL AUTECH Zが前方を走る#38 KeePer CERUMO GR Supraに追突してしまい#38はリアカウルを大きく破損した状態で翌周にピットに戻るも残念ながらリタイアとなった。追突した#23は運よく接触後も大きなダメージはなくレースに復帰出来たが、ドライビングスルーペナルティが課せられる事に。