アップル WWDC24基調講演は6月11日午前2時--「AIで劣後」イメージ返上できるか注目

AI要約

アップルは、WWDC24の基調講演を6月11日に開催することを発表。会期は6月15日まで。

WWDCでは、iOSやmacOS、iPadOS、visionOSのアップデートや生成AIに関する発表が期待されている。

Appleは生成AI開発に注力し、新型iPad ProにM4プロセッサを搭載。また、絵文字やメッセージにもAIを導入する計画も進行中。

 アップル(Apple)は、開発者会議「WWDC24」の基調講演を日本時間6月11日午前2時に開催すると発表した。なお、WWDC24の会期は6月15日まで。

 WWDCでは、次期「iOS」のほか、「macOS」「iPadOS」「visionOS」などのアップデートや、生成型の人工知能(AI)に関する発表が期待される。

 特にAppleは生成AIの開発で、競合するMicrosoftやGoogleに劣後しているとみなされており、そのイメージ返上は急務だ。同社は新型iPad Proの発表にあわせ AIの処理能力を高めた新型プロセッサ「M4」を発表したが、WWDCではソフトウェア面で生成AIをどう活用するかに注目が集まる。

 なお、Bloombergの報道によれば、Appleは絵文字、写真編集、メッセージ、電子メールにAIを導入する計画で、これらは「iOS 18」と「macOS 15」に搭載される。また、生成AI開発でOpenAIと提携するとの報道もある。

 また、空間コンピューター「Vision Pro」の日本展開が発表されるとの観測もある。Appleは日本においてVision Proの専門スタッフを募集している。