“衣類”の根源とは何か? 古代の⽇本⼈が⾐服に込めた⼒を探るドキュメンタリー 『倭文(しづり) 旅するカジの木』予告編が公開!公開記念の特集上映会も開催決定

AI要約

映像と⽂筆によって独⾃の「映像⺠俗学」を開拓し、前作ではアイヌ民族の知られざる祭祀を記録したドキュメンタリー『チロンヌプカムイ イオマンテ』(2021)を公開した北村皆雄監督。

その最新作は“なぜ人は衣服をまとうのか‥‥化学繊維が人間の体を覆い尽くす現代に〈衣〉の神秘的な始源を探る”ドキュメンタリー『倭文(しづり) 旅するカジの木』。

「倭文(しづり)」とは、古の神話や伝承に登場する謎の織物のこと。

聖なる力が宿るという倭文のルーツを辿るべく北村監督は、中国南部を原産とする「カジの木」のルーツを遡り、台湾、インドネシアのスラウェシ島、南太平洋パプアニューギニア、それぞれの地で受け継がれている織物を辿っていく。

さらに大駱駝艦を主宰する麿赤兒とアーティストのコムアイらが神話を再現するシーン出演。

なぜ人は衣服をまとうのか? 化学繊維、ファストファッションが地球に与える影響の大きさが注目される今、あらためて”衣類”の根源とは何なのかを考えさせられる作品となっている。

“衣類”の根源とは何か? 古代の⽇本⼈が⾐服に込めた⼒を探るドキュメンタリー 『倭文(しづり) 旅するカジの木』予告編が公開!公開記念の特集上映会も開催決定