「酒飲んで事故 代わりに自首して」…歌手キム・ホジュン容疑者の通話音声ファイル発見

AI要約

歌手キム・ホジュン容疑者が飲酒運転・当て逃げ容疑で身柄を拘束され、虚偽の自首を試みていたことが明らかになった。

警察がマネージャーの携帯電話から押収した音声ファイルには、事故直後のキム・ホジュン容疑者の自白が記録されていた。

容疑が犯人逃亡教唆に変更される可能性もある中、キム・ホジュン容疑者は捜査に協力せず自身の携帯電話にも制限をかけている。

 【NEWSIS】飲酒運転・当て逃げ容疑で身柄を拘束された歌手キム・ホジュン容疑者(32)が虚偽の自首を頼む通話が録音されている音声ファイルが見つかった。TV朝鮮の報道番組『ニュース9』が28日に報道した。

 報道によると、警察はキム・ホジュン容疑者のマネージャーの携帯電話を押収し、分析していてこの音声ファイルを確保したとのことだ。

 音声ファイルにはキム・ホジュン容疑者が事故直後にマネージャーに「酒を飲んで事故を起こした」「代わりに自首してほしい」という内容の肉声が入っているという。

 マネージャーの携帯電話には自動録音機能があり、こうした音声が保存されていた。

 警察はこの音声ファイルをもとに、キム・ホジュン容疑者に対する容疑をこれまでの犯人逃亡ほう助から犯人逃亡教唆に変更する方向で検討している。容疑が立証されれば、処罰はさらに重くなる。

 キム・ホジュン容疑者は警察の捜査で押収された自身の携帯電話3台のうち、一部の暗証番号しか教えないなど、捜査に非協力的な態度を見せている。

 キム・ホジュン容疑者は9日夜11時40分ごろ、ソウル市江南区狎鴎亭洞の道路で、反対車線にいたタクシーに衝突した後、逃走した容疑が持たれている。その後、マネージャーが身代わりで出頭したが、キム・ホジュン容疑者は飲酒運転をしたことを後に認めた。

 キム・ホジュン容疑者は特定犯罪加重処罰などに関する法律(逃走致傷・危険運転致傷)、道路交通法違反(事故後未措置)、犯人逃亡ほう助の容疑が持たれている。所属事務所センガク・エンターテインメントのイ・グァンドク代表は犯人逃亡教唆容疑、所属事務所の本部長は犯人逃亡教唆・証拠隠滅容疑で24日に共に身柄を拘束された。