伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」16・1% 寅子が辞表を提出、女の子が生まれる

AI要約

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」の視聴率が16.1%だったことが報告された。

物語は日本初の女性弁護士をモデルにし、昭和の法曹界を舞台にしている。

作品のタイトル「虎に翼」は「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味がある。

伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」16・1% 寅子が辞表を提出、女の子が生まれる

 伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)23日に放送された第39回の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったこと24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第35回の17・6%。

 日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

 あらすじは、講演会で倒れてしまった寅子(伊藤沙莉)。雲野(塚地武雅)らは穂高(小林薫)から寅子の事情を聴き、今は子育てに専念する時だと寅子を諭す。よね(土居志央梨)の姿を追い、よねが働くカフェ「燈台」にやってきた寅子。カフェの営業ができず、軍歌のレコードをかけてほそぼそと営業を続けていた。妊娠を黙っていたことをわびる寅子に、よねは背を向ける。

 悩む寅子は仕事と家庭の両立を断念し、弁護士事務所に辞表を提出する。そして女の子を産み、「優未」と名付ける。