「MODEROID キングスカッシャー」&「MODEROID クイーンサイダロン」レビュー

AI要約

グッドスマイルカンパニーのモデルキットシリーズ「MODEROID」にアニメ「NG騎士ラムネ&40」が参戦。主人公・馬場ラムネが乗る黄金の守護騎士「キングスカッシャー」とダ・サイダーが乗る守護騎士「クイーンサイダロン」がプラモデル化した。

今回は「MODEROID キングスカッシャー」と「MODEROID クイーンサイダロン」を組み立てからアクション、気になる変形ギミックなどを紹介していく。

本商品の紹介の前にアニメ「NG騎士ラムネ&40」について説明しよう。

「MODEROID キングスカッシャー」&「MODEROID クイーンサイダロン」レビュー

 グッドスマイルカンパニーのモデルキットシリーズ「MODEROID」にアニメ「NG騎士ラムネ&40」が参戦。

 主人公・馬場ラムネ(2代目勇者ラムネス)が乗る黄金の守護騎士「キングスカッシャー」とダ・サイダーが乗る守護騎士「クイーンサイダロン」がプラモデル化した。

 今回は「MODEROID キングスカッシャー」と「MODEROID クイーンサイダロン」を組み立てからアクション、気になる変形ギミックなどを紹介していく。

■ 俺は今猛烈に熱血している! アニメ「NG騎士ラムネ&40」とは?

 本商品の紹介の前にアニメ「NG騎士ラムネ&40」について説明しよう。

 「NG騎士ラムネ&40」は1990年に放送されたTVアニメ作品で、OVAなどのメディアミックスが展開された。

 本作はゲームが好きな小学生・馬場ラムネが学校帰りに買ったゲームをクリアすると、テレビから少女・ミルク姫が現れ「選ばれし勇者ラムネス」として異世界ハラハラワールドに連れていかれる。

 ハラハラワールドでは世界征服のために妖神ゴブーリキの復活を目論む大魔術師ドン・ハルマゲによって危機に瀕していた。2代目勇者ラムネスとなった馬場ラムネは、守護騎士(巨大ロボット)「キングスカッシャー」を駆り、ドン・ハルマゲの野望を食い止めるため笑いあり、熱血ありの冒険の旅に出る。

 「キングスカッシャー」はラムネスが乗る守護騎士で黄金のカラーリングに、騎士の風格を持った巨大ロボットとなっている。剣を主体とした格闘戦を得意とし、左肩のブーメランにもなる盾、メイスなども使用する。そして、ラムネスの熱血メーターがふりきれることで変形が可能となるライオン型の「サムライオン」に変形する。

 「クイーンサイダロン」は物語初期ではドン・ハルマゲの配下だったダ・サイダーが、アドバイザーロボット・ヘビメタコの力でラムネスたちから横取りする形で乗り込むことになる。そのため、ラムネスたちのライバルとして立ちはだかるが、物語が進みダ・サイダーが勇者サイダーの生まれ変わりであることがわかり、妖神ゴブーリキを倒すため共闘する。

 巨大な刃を備えた槍と盾、ムチを操り、さらに腕部に備えたパンサークローによる接近戦と多彩な戦いを見せる。そして、ダ・サイダーの血圧メーターが「∞」になることでヒョウ型の「ヤリパンサー」へ変形する。

■ パッケージからカッコ良さ全開! ワクワクが止まらない開封

 最初に各キットのパッケージとパーツを確認していこう。

 パッケージはそれぞれ放送当時スタッフの1人でもあるアニメーターの松尾慎氏が手掛け、迫力満点のイラストとなっている。

 続いて、内容物を確認してこう。

 「MODEROID キングスカッシャー」はAからNまでの合計19枚のランナーとシール、取扱説明書と変形組立て説明書が封入されている。

 成型色には劇中でも印象的なイエロー系の成型色に加え、シルバーや差し色のブルー、ブラックがある。また、肩のパーツや目元など塗装済みパーツも封入されている。

 「MODEROID クイーンサイダロン」はAからPの合計20枚のランナーとシール、リード線、取扱説明書と変形組立て説明書が封入されている。

 成型色は「クイーンサイダロン」を象徴するブラックに加え、シルバーやブルーが収録されている。また、盾や胸の模様などは塗装済みパーツで表現されている。

 中身を確認したところで、次はそれぞれの組み立て工程を見ていこう。

□「MODEROID キングスカッシャー」/「MODEROID クイーンサイダロン」商品概要

価格:各5,500円

仕様:組立て式プラスチックモデル・ノンスケール

サイズ:頭頂高約125mm(MODEROID キングスカッシャー)

頭頂高約130mm(MODEROID クイーンサイダロン)

原型制作:Mr.田(GOD BRAVE STUDIO)

設計:瑞穂町デザインチーム

メーカー:グッドスマイルカンパニー

(C)ASHI PRODUCTIONS 1990