SixTONES、冠番組から紐解く10年間愛され続ける理由 何事も“楽しさ”に変換する6人の関係性

AI要約

SixTONESの冠番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』を観て、6人の素の絆や楽しさが伝わり、安心して見ることができる。

彼らは困難な状況でも喜びを見つけて楽しさに変える力を持ち、パワーを与えてくれる存在である。

次回放送の『Game of SixTONES』では、ゲームに真剣に取り組むSixTONESの面白さと魅力が再度堪能できる。

SixTONES、冠番組から紐解く10年間愛され続ける理由 何事も“楽しさ”に変換する6人の関係性

 9月15日に放送されたSixTONESの冠番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』(日本テレビ系)を観て、やっぱり6人の雰囲気が好きだと思った人は多いのではないだろうか。同番組の放送が発表されたとき、松村北斗が「6人で何かやるのが、楽しいから好きなんですよ」(※1)とコメントを出していたが、彼らのやり取りを見ていると、“素”で仲良しなのだということが伝わってくるのだ。

 それこそ、『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演して、“バカレア組”と呼ばれていた時代から、お互いを信頼し合っているからこそ、干渉しすぎない絶妙な距離感を保っている。グループ結成から10年目に突入して、それぞれ個人仕事が増えてきても、根底にある絆や思いやりが揺らいでいないのが分かるから、安心して見ることができるのだと思う。これは、お茶の間の人気を得るためにマストな要素だ。

 先日放送された『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』では、予算が限られている中、遊園地の70周年イベントをプロデュースする……という難度の高いお題が突きつけられた。しかし、ヒーローショーのアクションシーンで汗だくになりながらも、彼らはとにかく楽しそう。イベントを終えたあと、森本慎太郎が「仮面のなかで、泣きそうになった」と言ったとき、こちらまでもらい泣きをしてしまいそうになった。

 SixTONESはどんな状況にいても喜びを見つけて、楽しさに変換できる人たちが集まっている。だからこそ、見ていてパワーをもらえるのかもしれない。

 9月22日に放送される『Game of SixTONES』(日本テレビ系)では、“汗”をかく企画が続いた『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』とは、また違った6人の表情を見ることができそうだ。同番組は、SixTONESとゲストが、「リップシンク“ギャグ”バトル」や「一発勝負“サイズ感”カジノ」などのオリジナルゲームに体を張って挑むゲーム&トークバラエティ。ゲームとトークの融合は、彼らの真骨頂でもある。

 というのも、SixTONESは自身のYouTubeチャンネルで「海外お取り寄せシリーズ」と題して、「コーンホールゲーム」や「ダンシングエッグ」「ドローンゲーム」など数々の変化球ゲームに挑戦しており、どれも100万回を超える再生回数を誇っている人気動画を生み出している。

 パフォーマンスではクールにキメている6人が、ゲームになると童心に返って本気でふざけ倒している姿は、見ていて面白いし癒される。たとえお遊びだとしても、“真剣”に向き合うのがSixTONESの魅力のひとつだ。

 『Game of SixTONES』でも、真剣だからこそ生まれる笑いがきっとあるはず。どんな彼らが見られるのか、楽しみでならない。

 それぞれが、溢れ出る個性を持っているSixTONES。「一人で生きられないわけではないけれど、この道を選んだ」この6人だからこそ、集まればどこへだって行けるはずだ。今度はレギュラーの冠番組として、『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』や『Game of SixTONES』が放送される日が来たらいいなと思う。

※1:https://realsound.jp/2024/09/post-1772934.html