「女性が男性に内心思ってることは何?」で出てきた、「冷房が寒い」を超える秀逸な回答・ベスト3

AI要約

坊主氏が大喜利の考え方を解説。大喜利に取り組む際のステップやテクニックについて述べられている。

お題から素材を連想し、加工することで面白い回答が生まれる。素材の数を出し、1つひねりを加えることが重要。

大喜利の考え方を身につけることで、面白い発想が生まれることが期待できる。

「女性が男性に内心思ってることは何?」で出てきた、「冷房が寒い」を超える秀逸な回答・ベスト3

 「女性が男性に内心思ってることは何?」で出てきた、「冷房が寒い」を超える秀逸な回答とは?

これまでX(旧Twitter)上で8年間365日、毎日欠かさず大喜利のお題を出題し、累計で200万以上の回答を見てきた「坊主」氏。いまや空前の「大喜利ブーム」。大喜利のように「斜め上の発想を出す」というスキルは、「面接での一言」「LINEでのうまい返し」「新企画のアイデア」などに使える“万能スキル”でもある。そんな大喜利について、世界で初めて思考法をまとめた話題の著書『大喜利の考え方』では、「どうすれば面白い発想が出てくるのか」「どんな角度で物事を見ればいいのか」などを超わかりやすく伝えてくれている。まさに「面白い人の頭の中」が丸わかり。そこで、この記事では、本書より一部を抜粋・編集し、大喜利的な思考法を詳しく解説する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

● さあ「大喜利」に取り組もう

 みなさんにぜひ「大喜利」に取り組んでほしい。

 そうはいっても、どうやって大喜利に取り組めばいいのか、わかりませんよね。

 ここで、1つの補助線を引きましょう。

 それが、「お題 → 素材 → 加工」というステップです。

 まずは、「お題から連想する素材」をどんどん出すことです。

 <お題>

「女性が男性に内心思ってることは何?」選手権

 というお題を元にしましょう。

 女性目線で、旦那や彼氏、日常生活で思っていることを言語化してみましょう。

 女性同士で話し合ったほうがネタがどんどん出てくるかもしれませんね。

 <回答>

「冷房が寒い」

 などは、よく聞く「あるあるネタ」ですよね。

 それらが大喜利の「素材」になります。

 <回答>

・「通りすがりにチラ見してるの、気づいてんぞ」

 ・「小学4年生で中身止まってる」

 ・「お腹いっぱいのくせに、『本気出したらもう少し食べれる』っていうのなんなん?」

 以上です。

 通りすがりにチラ見しているのは、誰もがドキッとするのではないでしょうか。

 あと、なぜか「たくさん食べられることがカッコいい」という思い込みも、心当たりがあるのではないでしょうか。

 そういった本心をえぐるような視点が、いい回答になります。

 大喜利で大事なのは、いきなり面白いことを考えることではなく、とにかく素材の「数を出す」ということです。

 その素材を上の例のように「加工」することで、回答に出すことができます。

 「1つだけひねりを加える」という方法です。

 こういうテクニックには、いくつかパターンがあるので、ぜひ身につけてみましょう。

 (本稿は、『大喜利の考え方』から一部抜粋した内容です。)