AKB48劇場リニューアル前最終公演 6552公演の歴史「劇場、ありがとうございました!!」

AI要約

AKB48は19年間6843日6552公演の歴史を振り返った最終公演を開催。劇場リニューアル前に感謝の気持ちを伝える。

新AKB48劇場は12月8日にお披露目。秋元康氏書き下ろしの新公演がスタートし、初日メンバー16人が発表された。

劇場の女神と呼ばれる村山彩希が劇場への愛を語り、全員で感謝の気持ちを表すとともに新劇場への期待を示す。

AKB48劇場リニューアル前最終公演 6552公演の歴史「劇場、ありがとうございました!!」

 AKB48は1日、東京・秋葉原のAKB48劇場で、劇場リニューアル前最後の公演となる「AKB48劇場リニューアル前 最終公演 ~6843日6552公演の思い出をありがとう。~」を開催。出演メンバー42人が、19年間、6843日6552公演の歴史を振り返った。

 2005年12月8日にオープンし、〝会いに行けるアイドル〟AKB48の活動拠点として約19年の歴史を刻んできたAKB48劇場。3月に開催した春コンサートで老朽化に伴う全面リニューアル工事を行うことを発表し、5月からは過去のオリジナル公演の中から週替わりで、1曲披露&OGメンバーがサプライズで登場する「AKB48劇場リニューアルカウントダウン特別企画」を実施。これまで横山由依、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜ら全21人のOGが登場してきた。

 この日のリニューアル前最終公演では、歴代のオリジナル公演・17公演の中から公演タイトルを冠した楽曲を1曲ずつパフォーマンス。4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美は「この劇場は、たくさんのメンバーがステージに立って、何もできないところから一つ一つ学ばせてもらって、一人のアイドルとして人間として成長させてくれる私たちにとって大切な場所でした。19年というAKB48の重みも感じますし、私たちのホームは劇場なんだなと改めて感じました。今日までたくさん公演をやってきましたが、いつもこの近い距離で温かい目で私たちを見守ってくださったファンのみなさん、いつも劇場を守ってくださった劇場スタッフのみなさんがいたから、私たちは今日まで輝くことができました」とあふれる感謝の気持ちを伝えた。

 その後、新AKB48劇場がお披露目となる12月8日に初日を迎える、秋元康氏書き下ろしの新公演の初日メンバー16人が発表。約8年ぶりとなるオリジナル新公演の初日メンバーはセレクションで決定。加入5か月の19期研究生ながら初日メンバーに選ばれた伊藤百花は「選んでいただいたからには〝伊藤百花で良かった〟と言っていただけるように、ガムシャラに先輩たちの背中を見てついていきます!」と決意した。

 先日1300回目の出演を達成するなど劇場公演最多出演回数を誇り、〝シアターの女神〟と称されている村山彩希は「私は本当に劇場が大好きで…〝AKB48にいる理由がこの劇場だった〟というくらい今の劇場が大好きで大切でした」と大粒の涙で言葉を詰まらせながら、誰よりもステージに立ち続けてきた劇場への思いを吐露。「私は〝劇場だけは平等であってほしい〟と思うから、みんなが大事だから、新劇場になってもみんなで新しい劇場を愛して、みなさんにも愛していただけるように、みんなでつくっていきたいと思いますので、新公演と新劇場をよろしくお願いします!」と呼びかけた。

 最終公演のクライマックスでは、現劇場への感謝を込めて全員で「桜の花びらたち」を歌い上げ、最後は「劇場の皆さん、劇場、ありがとうございました!!」と深々と一礼した。

 リニューアル工事期間は、9月2日開催の神奈川公演を皮切りに全国20か所を廻る「AKB48劇場工事中出張公演」を開催。19周年を迎える12月8日にオリジナル新公演でAKB48劇場リニューアルオープン初日を飾り、20周年イヤーに突入する。