事故から2年…引退した元乃木坂46掛橋沙耶香さん、「最後に」卒業セレモニー配信の理由を説明

AI要約

掛橋沙耶香さんが、乃木坂46からの卒業と芸能界引退を発表し、感謝のメッセージを送った。

掛橋さんは、卒業セレモニーや同期メンバーとの思い出、与田祐希への想いなどをつづり、ファンに感謝の気持ちを伝えた。

22歳での芸能界引退を決めた掛橋さんは、乃木坂46での6年間を振り返り、これからの新たな道に向かう決意を示した。

事故から2年…引退した元乃木坂46掛橋沙耶香さん、「最後に」卒業セレモニー配信の理由を説明

 乃木坂46から卒業し、芸能界引退を発表した掛橋沙耶香さん(21)が20日、「最後のブログ」を更新した。前日19日からグループの公式YouTubeチャンネルで、事前収録した卒業セレモニーを配信。ファンに別れを告げていたが、あらためて思いをつづった。

 掛橋さんは「最後に大好きな皆さんへ」と題し、ラストメッセージを送った。

「掛橋沙耶香です。私の最後のブログです。卒業セレモニー、スタッフさんたちと璃果と一緒に見ました」

 約52分間のセレモニーを同じ4期生の佐藤璃果と一緒に視聴したこと、約2年ぶりにパフォーマンスを披露した心境を明かした。

「怪我をした時に私のことを心配してくださった皆さんに、私の元気になった姿を届けられるように、卒業セレモニーをYouTubeでの配信で行うことにしたので、プレミア公開で見てくださった方も、アーカイブ配信で見てくださった方も沢山居て安心しました。大きな会場で見送ってもらえたような気持ちになりました」

 また、自身の選択で同期の12人と全7曲を4期生曲にした意図も説明した。

「4期生の楽曲って明るくて、卒業セレモニーでも笑顔になれますよね。あまりしんみりしたくなくて、4期生の楽曲を全曲披露して楽しく締めくくりました!」

 当日に向けては「ストイック」にダイエットしていたといい、ダイエットを終えた日には体を心配してくれた5期生の岡本姫奈や菅原咲月らのメンバーとホールケーキやクロワッサンを食べたことを明かした。

 その上で「素敵なメンバーたち、スタッフの皆さんに囲まれた6年間でした」と実感を込め、「沢山の先輩方に、卒業おめでとうって言ってもらえた時にも、スタッフさんに、よく頑張ったって言ってもらえた時にも改めて思ったけど、ここの皆さんは、私の大好きな1つの大家族です。ライブチームの皆さんに教わったことも、全部私の糧になりましたし、ほぼ毎朝のようにメイクさんに髪を結んでもらった時間も、今思えば大切な時間でした」と振り返った。ファンに向けては「私の選択を受け止めてくれて本当に有難う。私のこの感謝の気持ち、伝わりますように」と願った。

 メッセージの最後は、憧れの先輩で乃木坂46加入のきっかけになった3期生・与田祐希についてつづった。

「最後に、与田さんのことを! 私のことを沙耶香って呼んでくれるようになりました。与田さんは私に何度も『下の名前で呼んで!』『タメ口にして!』って言ってくださったけど、私は意地でも与田さんに敬語を使うつもりです。与田さんは、与田さんの思う以上に素敵な人で、私の大切な人です」「乃木坂工事中の3期生紹介で与田さんを見て、一目惚れをして、乃木坂46に入った後は楽屋で隣の席に座ったりよくご飯を食べに行ったりするようになって、今では何でも話せる仲です」「与田さんの家で手料理を食べさせてもらったことも、カラオケで無口なライオンを歌ったことも全部私の宝物です。実は器用で料理も歌も何でも上手で、でも何にも固執しなくて、知れば知るほどに不思議です」

 与田と微笑む2ショットも2枚掲載。「同じ田舎育ちで、与田さんよりも身長も大きくなったけど、私よりも2歳年上の与田さんは、常に何歩も先を歩く私のお姉さんです。私は与田さんの力になりたくて一緒に居るのに、与田さんは物知りで何でもこなせてしまう」「ただの惚気話でした。ずっと大好きです。ずっと味方です。では」と告白して締めくくった。

 掛橋さんは15歳だった2018年8月に「坂道合同オーディション」に合格し、希望の乃木坂46に4期生として加入した。「さぁちゃん」などの愛称で親しまれ、人気メンバーの1人になっていたが、22年8月29日に東京・明治神宮野球場で行われたライブで、パフォーマンス中に一塁ベンチ上の階段から転落。顔の一部を骨折するなどの重傷を負い、治療に専念するため約2年間休業していた。そして、今月10日に更新したブログで、オーディション合格から丸6年となる8月19日をもってグループから卒業し、芸能界から引退することを発表していた。