『ディスオナード』『Prey』などのクリエイティブディレクターによる新作は、レトロSF世界を舞台にした一人称アクションRPGに

AI要約

WolfEye Studiosが、新作のティザー画像を公開。新作は一人称視点のアクションRPGになるという。

ラフ・コラントニオ氏率いるWolfEye Studiosが、Arkane Studios出身のクリエイティブディレクターを務める。新作は『Prey』や『ディスオナード』のようなゲームと『Fallout: New Vegas』と『Prey』の中間的な要素を持つ。

新作のゲーム世界は1900年代初頭のアメリカにロボット技術とSFが融合したレトロ感を持つ。PC Gamer誌による記事では、プレイ要素の密度を重視し、プレイヤーが独自の解法を見出す要素があるとのこと。

『ディスオナード』『Prey』などのクリエイティブディレクターによる新作は、レトロSF世界を舞台にした一人称アクションRPGに

 WolfEye Studiosが、現在開発中の新作についてティザー画像を公開。新作は一人称視点のアクションRPGになるという。

 同スタジオを率いるのは、ベセスダ・ソフトワークス傘下のArkane Studiosで『ディスオナード』や『Prey』といったタイトルをクリエイティブディレクターとして手掛けたラフ・コラントニオ氏。

 コラントニオ氏はゲームディレクターとして、プレイヤーの発想次第でさまざまな問題解決方法をとれる“イマーシブシム”と総称される様式を受け継ぎ発展させてきたことで知られる。Arkaneからの離脱後にWolfEyeを設立した同氏は、第1作として三人称視点のアクションRPG『Weird West』を手掛け、一定の評価を得た。

 当時取材したところ、イマーシブシムでは通常一人称視点が採用されるなか、『Weird West』では独立後の新スタジオの第1作としてまずは比較的早く安価に完成まで持っていきたいという製作上の理由から三人称視点を採用したと語っていたのだが、今回は満を持して一人称視点スタイルに戻る形になる。

 PC Gamer誌が同氏に取材した記事では、新作のゲームの作りは『Prey』と『Fallout: New Vegas』のようなゲームとの中間と表現されており、フルのオープンワールドゲームほど広大ではないものの、オープンフィールド性のあるマップの中に仕込まれた仕掛けやさまざまなルートを使ってプレイヤーが独自の解法を見出していくような、『Prey』をさらに拡張したものになりそうだ(いわく「サイズよりもプレイ要素の密度を重視している」そう)。

 なおゲーム世界のテイストは、1900年代初頭のアメリカにロボット技術が組み合わさったかのようなレトロ感とSFが融合したもの。スタジオの公式サイトでは、“Candis Technologies”なる架空の会社のロゴやインターフェースとともに、同作のプライベートαテストなどに参加するための登録を募っている。