生放送中の放送事故がコワすぎた…ファウンドフッテージホラー『悪魔と夜ふかし』公開決定

AI要約

1977年10月31日、ハロウィンの夜に放送されたテレビ番組で起きた怪異を描くオーストラリア映画『Late Night With The Devil』が、10月4日より日本公開されることが決定した。

物語では、トークバラエティ番組の司会者が視聴率獲得のために悪魔を生出演させようとし、思わぬ惨劇が巻き起こる展開が描かれる。

俳優デヴィッド・ダストマルチャンが司会者を演じ、オーストラリアの監督兄弟コリン・ケアンズ&キャメロン・ケアンズが本作を手がけている。

生放送中の放送事故がコワすぎた…ファウンドフッテージホラー『悪魔と夜ふかし』公開決定

 バラエティ番組の生放送中に起きた怪異を描き、アメリカでも話題を呼んだオーストラリア映画『Late Night With The Devil』(全米公開3月22日)が、『悪魔と夜ふかし』の邦題で10月4日より日本公開されることが決定した。恐怖の一端を映し出す予告編も公開されている。

 本作は、とあるテレビ番組の放送中に起きた怪異を収めた、封印されたマスターテープという設定のファウンドフッテージホラー。1977年10月31日。ハロウィンの夜にして視聴率調査週間にあたるこの日、深夜のトークバラエティ番組「ナイト・オウルズ」では、司会者ジャックが、生放送のオカルトライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……怪しげな超常現象が次々とスタジオで紹介される中、目玉企画として登場したのは、悪魔が憑くという少女リリー。視聴率獲得に必死のジャックは、“悪魔”を生出演させようと目論み、思いもよらぬ惨劇を巻き起こす。

 司会のジャックを演じるのは、『アントマン』シリーズのカート役や、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のポルカドットマン役など個性派俳優として活躍するデヴィッド・ダストマルチャン。人気ドッキリ番組の撮影現場で起こる惨劇を描いたホラー『スケア・キャンペーン』(2016)を手掛けたオーストラリアの鬼才、コリン・ケアンズ&キャメロン・ケアンズが監督・脚本・編集を兼任した。

 予告編は、霊能力者と観客とのやり取りや、怪しい派手な元魔術師など、どこか懐かしいオカルトショーに続いて、悪魔に憑かれた少女リリーが登場。あどけないリリーの顔が、司会のジャックや観客が見守る中で恐ろしい形相に変貌し、地獄の底から響くような声を発する姿にスタジオは騒然。本物に見える超常現象が次々と起こる中、司会者のジャックは生放送をどう乗り切るのか。ファウンドフッテージものらしい、1970年代ふうのノイズが、映像のリアリティーを増している。またナレーションは、ホラー映画好きを公言する声優のファイルーズあいが担当している。(編集部・入倉功一)

映画『悪魔と夜ふかし』は10月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開