『ワンピ』「戦いは数」なのか? 長期戦になれば「無双必至」な悪魔の実

AI要約

『ONE PIECE』に登場する悪魔の実の能力を利用して戦闘力を高めるキャラクターが存在する。

「カゲカゲの実」を持つゲッコー・モリアは影を操作し、不死身のゾンビ兵を無限に作り出すことができる。

一方、「シロシロの実」を持つカポネ・ベッジは体内の無限空間を活用して膨大な兵力を持ち、戦略的に戦闘を有利に進める。

『ワンピ』「戦いは数」なのか? 長期戦になれば「無双必至」な悪魔の実

 大人気マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』において「悪魔の実」の存在は、キャラクターの強さに関わるカギのひとつです。戦闘に長けたものからユニークなものまで、さまざまな能力が存在します。

 特に「最強の悪魔の実」というテーマは、ファンの間で熱く議論されてきました。そこで今回は戦力を示す分かりやすいバロメーターのひとつである「兵士の数」を増やし、長期戦での活躍が期待できそうな悪魔の実を振り返ります。

●カゲカゲの実

 元王下七武海で「スリラーバーク海賊団」を率いる「ゲッコー・モリア」が持つ「カゲカゲの実」の能力は、自身の影を自在に操ったり、他人の影を奪ったりできる能力です。

 他人から奪った影を死体や物に仕込むことで、痛みを感じない不死身のゾンビ兵を無限に作り出せます。そのゾンビ兵たちはモリアに絶対服従するため、大きな戦力を得ることができるのです。

 実際に第457話でモリアはこの能力を駆使し、伝説の魔人「オーズ」の死体に「モンキー・D・ルフィ」の影を仕込み、巨大な「スペシャルゾンビ」として目覚めさせました。

 また、影を切り取られた者は日光に当たると消滅してしまうため、敵を太陽光の下に追い込んで行動を制限するなど、相手の戦力を削ることもできます。状況次第で相手を即死させることもできる、非常に強力な能力といえるでしょう。

 さらには、影から無数のコウモリを生み出して相手にいっせいに襲いかからせたり、コウモリが箱型に集結して相手を閉じ込めたりと、状況によって応用が効くところも利点です。

 ネット上では、「戦場だと死体と影を奪って自分の戦力にできるから無双できそう」「汎用性も高いし戦力には困らないだろうな」といった声があがっています。

●シロシロの実

「最悪の世代」のひとりで、「ファイアタンク海賊団」の頭目である「カポネ・ベッジ」が持つ「シロシロの実」の能力は、自身の体を城に変え、体内にあらゆるものを収容できる無限空間を作り出します。

 体内に多くの兵を潜ませておくだけでなく、馬や砲台といった戦闘に活用できる兵器なども小型化して収納できるため、膨大な兵力を備えておくことができます。

 収容したものはベッジの体外に出ると元の大きさに戻るため、この特性を利用して、単騎で挑むと見せかけて兵士や兵器を一気に解き放つなど、奇襲にも最適です。戦略的に使いこなせば、戦闘面において優位に立ちやすい能力といえるでしょう。

 さらに攻撃面だけでなく、自身が大要塞と化してなかにいる者を守るなど、防御面においても優れています。第870話では、当時四皇だった「ビッグ・マム」こと「シャーロット・リンリン」の猛攻に耐え続け、敵陣から脱出するための策を練る時間を稼ぐという活躍もみられました。

 そんなシロシロの実について、ファンからは「地味だけど味方を守れるし、物資も運べるし、使い方次第でかなり役立つ」「身ひとつあれば常に戦力を温存できるし、長い戦いでは強みになる」などの声が出ていました。