渡辺翔太＆中村アン、互いの印象を明かす「渡辺くんは素直で無邪気」「アンさんは堂々としていてとても大人」＜青島くんはいじわる＞

渡辺翔太と中村アンがW主演を務めるドラマ「青島くんはいじわる」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)。渡辺が演じる青島瑞樹はモテ男だが、恋愛は必要ないと考える“絶食系男子”。中村演じる葛木雪乃は独身生活満喫中の35歳目前の“干物系女子”。そんな２人がこの夏、視聴者を胸キュンさせる。

このたび、渡辺と中村にインタビューを実施し、演じる役どころや互いの印象について語ってもらった。

■「彼が全国の女子をキュンキュンさせてくれるらしいですよ」

中村アン(以下、中村)：雪乃は青島くんに「若いからできちゃうんでしょうね」っていういじわるをいっぱいされるんですけど、そのいじわるが“キュン”なんです。それによって雪乃の心がだんだん開いていくので、その過程を楽しんでもらえたらうれしいですね。(渡辺を見ながら)彼が全国の女子をキュンキュンさせてくれるらしいですよ。

渡辺翔太(以下、渡辺)：「いじわるだけど憎めない」と思えるキュンができるように頑張ります。ただ、未知の領域なんですよね。普段やっている男同士のいじり合いとは違うから。ナチュラルにキュンとするいじわるができるようになったらいいなって。

■年齢差があるからこそ見える長所も

青島と雪乃は9歳、渡辺と中村は5歳の年齢差がある。だからこそ見えるお互いの長所もあるそう。

渡辺：取材のとき、堂々としているんですよね。しかもコメント力も高い。大人だなって感じます。

中村：5年長く生きているから、多少はね(笑)。逆に渡辺くんは素直で無邪気な部分が見えてかわいいなと思います。

渡辺：最初はアンさんのこの余裕な感じがスンッとして見えて、勝手に気難しい女優さんだと思っていて(笑)。でも、実際はすごくフランクで話しやすい方でした。

■「すてきなこだわりを詰め込んでくださっている」

そんな2人は、役作りについてはどう向き合おうと考えているのだろうか。

渡辺：さっき、公式のコメント撮りでちょっと怒ったんですよ！

中村：「イケメンをどう演じますか」ってね。まるでイケメンじゃないみたいな感じで質問されてね。

渡辺：そう！　いやいや、イケメンに対してその質問はおかしいだろうと。僕は見た目に関する役作りは必要ないって思っているので。

中村：あはは(笑)

渡辺：でも、衣装などはすごく作り込んでくださっていて。ボーダーにパーカっていうシステム部員っぽい感じ。このパーカ、ひもが最初黒だったんですけどスタッフさんの謎のこだわりで白になりました。黒か白かで大の大人が真剣に話し合っていて、「何が変わるんだろう」って(笑)。でも、すてきなこだわりを詰め込んでくださっているので、僕も頑張ろうと改めて思いました。

中村：雪乃さんの衣装はメガネに赤をポイントとしつつも、華美でもなく地味でもない、至って普通な感じ。でも、ラブコメなので内面から出るキラッとした部分を見せていきたいなと思っています。

■渡辺翔太のリフレッシュ法に中村アン驚き

撮影が本格化していく中、それぞれのリフレッシュ方法とは？

中村：休みの日はちゃんと休むことと、好きなものを食べる、かなぁ。あとはお風呂にちゃんと入ることもリフレッシュ方法の一つ。私はサウナにはあまり行かないのですが、最近入ってみたらすごく良くて、通ってみようかなと。

渡辺：サウナはいいですよ。僕も仕事終わりには必ず行くようにしています。撮影の空き時間にも行きたいくらいですが、メークが崩れちゃうのでジムに行っています。

中村：えー！　まじ!?

渡辺：筋トレとか、汗をかかないレベルですけどね。今回ももし空き時間があったら行こうと思っています。ジムで重いものを持ち上げるだけで目が覚めるんですよね。

取材・文=高橋梓

※「月刊ザテレビジョン」2024年8月号より