<ソムタム田井のコスプレリポート>やなぎばころん“ゴジラ擬人化”コスプレ 背びれから尾のラインにこだわり

AI要約

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。

コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。

既存のキャラクターのコスプレや、完全オリジナルの創作コスプレと違い、ロボットやモンスター、動物などを独自の解釈で“人型”に落とし込む擬人化コスプレは、「元の要素をどこまで残すか」が重要なポイントになる。

擬人化コスプレは、同じ題材を扱いながらも、コスプレーヤーごとにこだわるポイントが大きく違ってくるという点も、ほかのコスプレにはない特徴の一つ。

やなぎばころんさんは背びれから尾にかけてのラインの再現に、もころすさんはデザインに“可愛らしさ”を取り入れることに注力したと話す。

「こちらはゴジラの擬人化コスプレになります。一番こだわったのは背びれと、それに連なる尾の造形なんですけど、狭い場所だと尾がつっかえてしまって、なかなか振り返ることができないのが難点です(笑い)。

両手や足元でも“ゴジラらしさ”を表現しているので、こちらにも注目していただけるとうれしいです」(ゴジラ・擬人化コスプレ/やなぎばころんさん)