メタリカのジェームズ・ヘットフィールドが若手時代に経験した困窮を振り返る

AI要約

メタリカは1980年代に経済的な困難を乗り越えるために、スタジオで他のバンドの食料や自転車を盗んだり、ビールの空き瓶を集めてリサイクルしたりしていた。

ジェームズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒはスタジオの倉庫で寝ていた際、リッチー・ブラックモアのテープなどを眺める等して楽しんでいた。

メタリカは現在も「M72ワールドツアー」を開催しており、最新回のポッドキャストでは過去の困難な時期を振り返っている。

メタリカのジェームズ・ヘットフィールドが若手時代に経験した困窮を振り返る

世界で最も成功したメタルバンドとして人気を誇るメタルバンド、メタリカ。現在も世界中で「M72ワールドツアー」を開催しているレジェンドメタルバンドだが、1980年代には経済的な困難を乗り越える必要があったようだ。

公式ポッドキャスト「The Metallica Report」の最新回が先日配信され、フロントマンのジェームズ・ヘットフィールドが2ndアルバム『Ride The Lightning』と3rdアルバム『Master of Puppets』のレコーディングのためにコペンハーゲンのスタジオに滞在したときを振り返った。

「バンドの初期は経済的にも大変だったんだ。ビジネス方面のことは全く知らなかったし、ドラマーのラーズ・ウルリッヒが色々上手くやれるように頑張っていた。俺らはスタジオの屋根裏部屋の床で寝ていて、レコーディングにきた他のバンドが持ってきた食料をくすねたり、移動するために自転車を盗んだりしていた。後はビールの空き瓶を集めてリサイクルもしていた。

俺らは当時何も持っていなかった。だから俺ら的には窃盗していたんじゃなくて、半永久的に借りたという感覚だよ(笑)。俺とラーズはマスターテープが保管されていた倉庫で寝ていて、そこにはリッチー・ブラックモアのテープとかが置いてあったから一緒に眺めたりしていた」

なお、メタリカは先月中旬に行われたコペンハーゲン公演から、1983年にリリースされたデビュー・アルバム『Kill ‘Em All』のオープニングトラック「Hit The Lights」と、1984年の『Ride The Lightning』から「Ride The Lightning」のライブ動画を公開している。