「バッドボーイズ RIDE OR DIE」ビンタ騒動ウィル・スミス劇場復帰作 友情の大切さ痛感

AI要約

アンジャッシュの渡部建さんが4年ぶりに地上波生放送に復帰。不倫騒動を乗り越えて、さらに活躍が期待される。

ハリウッドスターのウィル・スミスが劇場復帰作となる映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」が公開。アクションの進化に注目。

ウィル・スミスの出世作である「バッドボーイズ」シリーズが彼の復帰作として大きな意味を持つ。友情に焦点を当てた作品。

「バッドボーイズ RIDE OR DIE」ビンタ騒動ウィル・スミス劇場復帰作 友情の大切さ痛感

【有村昆のニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(51)が21日にTOKYO MXの「5時に夢中!」にゲストとして生出演しました。不倫騒動以来、4年ぶりに地上波生放送に復帰しましたね。騒動を一種の糧にしてさらに芸の幅を広げた渡部さんの今後の活躍に注目したいと思います。

 米国でも一人のハリウッドスターがスクリーンにカムバックしました。2022年の第94回アカデミー賞授賞式でのビンタ騒動を起こし、活動を控えていたウィル・スミスです。そこで今回はウィルの劇場復帰作となる映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」(21日公開)をご紹介しましょう。

 今作は大人気シリーズの4作目。マイアミ市警のバッドボーイズことマイク(ウィル・スミス)とマーカス(マーティン・ローレンス)が、前作で亡くなった上司の無実の罪を晴らすために戦うというお話です。

 バッドボーイズシリーズはアクションが目玉の一つなのですが、これが今作めちゃくちゃ進化していました。カーアクションもさることながら、銃撃戦のカメラワークが本当に素晴らしい。銃に小型のカメラを取り付けて、まるでシューティングゲームかのような映像が繰り広げられるんですよ。さらに、シームレスにカットを割ることなく縦横無尽に目線が切り替わる手法がめちゃめちゃ良かった。今まで人類が見たことないような目線の使い方をしていて、本当に新鮮でしたね。

 この映画が彼の復帰作になったことには大きな意味があると僕は感じてます。実は、このバッドボーイズこそがウィルの出世作なんですよね。1995年に第1作が出るんですけど、その際にマーティンがウィルのことを自身の相棒に推したんです。ウィルは当時ラッパーでしたが、出演したこの1作目が大ヒット。そこから彼の輝かしい役者人生がスタートしていくんです。

 そんななか起きたのがアカデミー賞での騒動でした。大きな問題を起こし、キャリアを低迷させてしまったウィルを再びこのスクリーンに呼び戻したのが、プライベートでは親友、作品内では相棒・悪友であるマーティンとの一作だったというのが本当に感動的ですよね。

 渡部さんも、多くの人の助けがあってここまで来ることができたと思います。相方の児嶋(一哉)さんだったり、いじり倒してくれる千鳥さんをはじめとした芸人仲間だったり。やはり本当に困ったときに助けてくれるのは友人ということですよね。友情の大切さを教えてくれる一本です。ぜひご覧ください。