ぱんちゃん璃奈、新スタイルで手堅く判定勝利 “リング外の話題”は「代表を悲しませるので…」

AI要約

ぱんちゃん璃奈がアイリン・ゴンザレスに判定勝利し、新たな防御重視の戦い方を試みたことを振り返る。

これまでの攻撃的なスタイルから変化し、ポイントアウトでの勝利を目指す新しい戦術を明かした。

将来の戦略として、相手に応じて戦い方を変え、ファイターとしての成長を意識するぱんちゃん璃奈の姿勢が示された。

ぱんちゃん璃奈、新スタイルで手堅く判定勝利 “リング外の話題”は「代表を悲しませるので…」

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 第6試合でアイリン・ゴンザレス(アルゼンチン)に判定勝利したぱんちゃん璃奈が、試合後インタビューで「今回は初めて防御を重視して戦った。2連敗したら引退だと思っていたので、勝たないと未来がないつもりだった」と振り返った。

 これまでは常に前に出るファイトスタイルだったが、5月の『巌流島』でルシア・アプデルガリム(アルゼンチン)に敗れたことで、「面白くない試合でもいいから、ポイントアウトで勝つのが作戦だった」と作戦を明かし、「プロ19戦目で初めて鼻血が出ないで終えることができた」と成長をかみしめた。

 今後は「相手に応じて戦い方を変える。日本人相手なら今まで通り前に出るけど、フィジカル差のある相手なら今回のようにディフェンシブに戦っていく」とファイターとしての新スタイルも取り入れていく。

 また、候補者でないにもかかわらず都知事選のポスター掲示板をジャックしたことが、試合前に大きな話題となった。前日会見では「試合前については、この話題はノーコメントでお願いします」と口をつぐんだが、試合後に改めて質問が出ると「うーん…、またノーコメントで。変なことを言って記事の見出しになると元気さん(KNOCK OUT山口元気代表)を悲しませるので」と慎重に言葉を選んだ。