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杏が「清さ」を見せるほどに色濃くなる東出昌大の「濁り」、離婚から4年も切れない“セット夫婦”感
東出と杏の離婚後の生活について、それぞれの違いを掘り下げる。
東出は山小屋での狩猟生活やひろゆきとの海外旅行に挑戦する一方、杏はパリでの生活やギターの弾き語りに取り組む。
同じような経歴を持つ2人だが、ベクトルは真逆であり、東出の俗物さと清濁の表現への挑戦と杏の清らかさと音楽活動への情熱が対照的である。
![杏が「清さ」を見せるほどに色濃くなる東出昌大の「濁り」、離婚から4年も切れない“セット夫婦”感](/img/article/20240623/6677c8ee4e790.jpg)
杏が東出昌大と離婚して、もうすぐ4年だ。
ただ、この2人が結婚していた期間は5年半以上。なれそめとなったNHKの朝ドラ『ごちそうさん』で夫婦を演じてから離婚までは7年近い。そのせいか、この2人をいまだにセットとして見てしまう人も多いのではないか。
片方が話題になれば、もう片方を思い出してしまうという具合に。それは離婚後の彼らが、どこか似た生き方をしているからでもある。
2022年、東出は北関東の山小屋に移住して、狩猟生活を開始。五右衛門風呂を作りたいが、冬は水が凍結してしまうなどと語っていた。
一方、杏はフランスのパリに移住。
「一日に使えるお湯の総量が決まっていて、お風呂がなかなか入れない」
と、明かしている。
また、東出は最近、ひろゆきとの海外ワイルド旅にチャレンジ。杏はメトロミュージシャンのオーディションに合格して、ギターの弾き語りを始めた。
こうした「歌いたがる女優」というのは昔からいて、例えば森光子さん。日本レコード大賞の司会を5年連続で務めた時期には、新人賞受賞歌手の曲をすべて覚え、最優秀に選ばれた歌手が泣いてしまったら、代わりに歌う準備をしていたという。
新しいところでは、大竹しのぶのシャンソンも需要が今ひとつわからない。芝居で培った表現力を前に出そうとしすぎて、空回りしがちな印象も受ける。
杏は自身のサイトに、地下鉄で初めて歌った動画を投稿。パリでは無名の日本人だからか、聴衆はまばらだった。終わったあと、手をこすりながら「寒かったー」と語ったが、別の意味での寒さも感じさせ、東出の旅よりむしろチャレンジングに思えたりもした。とはいえ、2人は似て非なるもの。ベクトルが真逆なのだ。その違いを浮き彫りにしているのが、東出のこんな発言である。
《あらゆる人間らしい振る舞い、その人の欲がちょっとでも見える振る舞いがすべて汚いものとされるのであれば、やっぱり、いい子の皮を被るしかなくなるじゃないですか。そういうキレイな社会になってるんだけど、僕みたいに俗物であり、清濁の濁の部分を多分に持っている人間がそのまま映ると、やっぱりキワモノになるんですよね》(マイナビニュース)
清濁でいえば「濁」の自分もさらけ出して構わないとする東出。これに対し、杏はもっぱら「清」の自分を見せようとしている。