【漫画】久々に会った昔の友達に壺を買わされる? 3コマのオチが「優しすぎる!」【作者インタビュー】

AI要約

冬眠できないクマの新作漫画『昔の友達から久々に連絡が来たクマ』が公開され、クマが友達から紹介された「幸せになる壺」を買わされる展開から予想外の展開へと進んでいくストーリーが展開される。

作者のジョンソンともゆきさんによると、クマくんの優しさや純粋さを伝えるためにセリフのないキャラクターとして描かれており、毎回心をつかまれる内容となっている。

読者からはクマくんの優しさや友達に対する思いやりに共感する声が寄せられ、作者自身もクマを愛されるキャラクターに育て上げたいという思いを語っている。

【漫画】久々に会った昔の友達に壺を買わされる? 3コマのオチが「優しすぎる!」【作者インタビュー】

 昔の友達から久々に連絡があったクマ。会いに行くと友達に「幸せになる壺」を紹介されました。壺を買わされる展開……と思いきや、クマは友達をあるところに連れて行き……?

 漫画家のジョンソンともゆきさん(@tomo_yuki2525)の別名義である冬眠できないクマ(@toumin_dekinai)の3コママンガ『昔の友達から久々に連絡が来たクマ』がX(旧:Twitter)で公開されました。本アカウントで投稿されている「冬眠できないクマ」シリーズの主人公のクマは、基本的にセリフがありませんが、表情や行動で優しさが感じられるキャラクターで、優しさゆえにその日の出来事を反芻(はんすう)しながら夜なかなか眠れない、というオチが定番になっています。

 今回の作品に対して読者からは「めっちゃいいやつ」「友達を傷付けずに足を洗わせるの優しすぎる」「クマくんの純粋さは悪人の心をも救う」「これでみんな幸せだ」「珍しく喜びで眠れているかな」などの声があがり、投稿には1.2万いいねの反響が集まっています。

 作者のジョンソンともゆきさんに、お話を聞きました。

ーー『冬眠できないクマ』シリーズのマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 普段SNSに1コマから4コマのショートなコマ数のマンガを投稿しているんですが、基本的にひとりに焦点を当てて作った作品はひとつもなくて、ネタのために登場人物を用意するという作り方をしていたので、ひとりのキャラクターを中心にネタを作っていったときにどういうマンガが作れるかチャレンジしたくてスタートしました。

ーークマくんの優しさ、純粋さなどが伝わる3コマに毎回心をつかまれています。クマくんを描くにあたって工夫なさっていること、心がけていることなどはありますか?

 基本的にまったくしゃべらないキャラクターなので、クマが「どう思ったのか?」「どういう気持ちなのか?」が伝わるように意識しています。

 あと、描いていくうちにどんどん愛着が湧いちゃって「クマならこうしてくれる」という期待みたいなものを持ってネタを考えることが多いです。

ーー『昔の友達から久々に連絡が来たクマ』にはたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「友達にいてほしい!」です。友人や会社など、自分が生きていくなかで、いてくれたらうれしい存在にしたかったので、こういった声があるとうれしいです。

ーーこれまでに投稿したマンガで反響が大きかったもの、気に入っているものがあればいくつか教えて下さい。

『転勤が決まった同期を見送るクマ』『火事現場に居合わせるクマ』『めちゃくちゃ楽しんでたクマ』などです。

ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 これからも投稿し続けて、少しでもクマのことを好きになってくれる方が増えていって愛されるキャラクターにしていきたいと思っています。