無理な横断絶対ダメ 堺・中百舌鳥の踏切で取り締まり 「赤切符」交付も

AI要約

北堺署が自転車月間に合わせ、中百舌鳥1号踏切で取り締まりを行い、注意を呼びかけた。

中百舌鳥の踏切では平成30年以降、3件の死亡事故が起きており、接触事故も懸念されている。

遮断機が降りているにも関わらず踏切内に自転車で入った人に赤切符が交付された。同署は事故防止の取り組みを強化したいと話している。

無理な横断絶対ダメ 堺・中百舌鳥の踏切で取り締まり 「赤切符」交付も

自転車の安全な利用を推進する「自転車月間」(5月)に合わせ、北堺署は、堺市北区の南海電鉄中百舌鳥駅近くの中百舌鳥1号踏切で、取り締まりを行うとともに、市民に注意を呼びかけた。

同踏切は普段から、歩行者だけではなく、自転車の通行も多く、電車の往来も頻繁だ。同署によると、隣接する中百舌鳥2号踏切と合わせると、平成30年以降、3件の死亡事故が起きている。

「歩きスマホ」や無理な横断が原因の接触事故などもあったといい、取り締まりでは、署員11人が目を光らせた。その中で、遮断機が閉じようとしているのに自転車で踏切内に立ち入ったとして、1人に「赤切符」を交付した。

同署の平野晃一交通課長は「中百舌鳥の踏切は、駅に近いため、通行量が多く、遮断機が降りてきているのに立ち入る自転車利用者もいる。事故を未然に防ぐための取り組みを続けたい」と話した。