逮捕の母親がトラブル相談 川崎死体遺棄、警視庁に

AI要約

昨年12月に多摩川で発見されたスーツケースから遺体が見つかり、原唯之さんの元交際相手や母親ら5人が逮捕された事件で、美保容疑者が警察にトラブル相談をしていたことが明らかになった。

美保容疑者は娘が知り合った彼氏とのトラブルを警察に相談し、実家付近のパトロールが強化されたが、結局トラブルは解決していた。

 昨年12月に川崎市の多摩川で回収されたスーツケースから東京都江戸川区の無職原唯之さん(46)の遺体が見つかり、死体遺棄容疑で元交際相手西高舞容疑者(32)や母親の美保容疑者(51)ら5人が逮捕された事件で、美保容疑者が昨年9月、原さんと舞容疑者のトラブルについて警視庁に相談していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。

 美保容疑者は「娘がインターネットで知り合った彼氏とトラブルになった。彼氏が実家に押しかけて来るかもしれない」と警察署に相談していた。署は実家付近のパトロールを強化したが、今年1月に美保容疑者から「トラブルは何もない」と申し出があり警戒を終えたという。