千葉・館山は「海自の街」PR 第21航空群キャラが市のキャラと6月に初対面へ

AI要約

海自第21航空群の公式キャラクター「ろくまる」と、館山市のマスコットキャラクター「ダッペエ」が連携して市をPRすることになった。

ろくまるは今年生まれた海自のキャラクターで、ダッペエは雑種犬をイメージした館山市のマスコットである。

ろくまるとダッペエは市内のイベントで初めて公式キャラとして共演し、地域活性化に貢献する予定である。

千葉・館山は「海自の街」PR 第21航空群キャラが市のキャラと6月に初対面へ

千葉県館山市に司令部が置かれている海上自衛隊第21航空群の公式キャラクター「ろくまる」と、同市のマスコットキャラクター「ダッペエ」が連携し、海自の街、館山をPRすることになった。7月21日に海自が開くイベントに、着ぐるみ同士が初めてそろって参加する方向だ。

ろくまるは令和3年に生まれたゆるキャラだ。同航空群によると、SH60K哨戒ヘリコプターの「60」が名前の由来だという。背丈は170センチほどある。ただ、関連グッズといえばキーホルダー(非売品)など数少なく、知名度はいまひとつだった。

そこで同航空群は今年3月、子供たちに親しまれ、自衛隊により関心を持ってもらうきっかけにもなればと、着ぐるみを作った。

一方のダッペエは、房総地域の方言「~だっぺ!」からその名が付いた雑種犬をイメージしたキャラクラーで、平成22年に誕生した。

ろくまるは今後、そんなダッペエとタッグを組み、館山をPRし、地域活性化にも一役買う。

第1弾として、ろくまるは6月19日に森正一市長を市役所に表敬訪問し、ダッペエとも名刺交換する。

第2弾は7月21日。この日、海自館山航空基地では毎年恒例の一般開放イベント「ヘリコプターフェスティバル」が開かれる。

市内では同日、館山港などを会場に、海の魅力を満喫できるイベント「たてやま海まちフェスタ」が開かれる。ダッペエはこのイベントに参加し、海自のフェスタにも向かう。

海自第21航空群には同基地の部隊やろくまるをあしらったB5サイズのシールを作成し、来場者に配る案がある。