【台風情報】台風1号は沖縄・南大東島方面へ接近…28日は「警報級大雨の可能性」30日～31日に日本の南海上を通過へ【雨・風の最新シミュレーション】
フィリピンで熱帯低気圧が台風に変わり、「台風1号」が発生しました。今後、沖縄、本州の南海上へ進む見込みで、日本への影響が懸念されます。
「台風1号」は25メートルの最大風速を持ち、28日に沖縄の南海上へ進み、暴風域を伴いながら進む予想です。
本州では28日に警報級の大雨になるおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
フィリピンで熱帯低気圧が台風に変わり、「台風1号」が発生しました。今年初めての台風発生となります。今後、進路を東寄りに変えて、沖縄、本州の南海上へ進む見込みです。
気象庁によりますと、26日午後6時時点で、フィリピンにある「台風1号」は時速10キロの速さで北北東に進んでいて、中心気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル、中心から半径110キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いているということです。
「台風1号」は今後、進路を東寄りに変えて、27日午後6時には、中心はフィリピンの東、中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されています。
28日午後3時には沖縄の南海上へ進み、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル、暴風域を伴いながら進むと予想されています。
29日午後3時には南大東島近海へ進み、中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル、暴風域を伴いながら進むと予想されています。その後、30日～31日にかけて、日本の南海上を通過する見込みだということです。
近畿を含む本州では、海は波が高くなるほか、台風が連れてきた熱帯由来の非常に湿った空気の影響で、前線の活動が活発になり、28日（火）は警報級の大雨になるおそれがあります。今後の情報にお気を付けください。
▼26日午後6時の実況
存在地域：フィリピン
進行方向、速さ： 北北東 10km/h
中心気圧：1002hPa
中心付近の最大風速：18m/s
最大瞬間風速：25m/s
▼27日午前6時の予報
存在地域：フィリピンの東
進行方向、速さ： 北東 15km/h
中心気圧：1000hPa
中心付近の最大風速：20m/s
最大瞬間風速：30m/s
▼27日午後6時の予報
存在地域：フィリピンの東
進行方向、速さ：北北東 15km/h
中心気圧 992hPa
中心付近の最大風速：25m/s
最大瞬間風速 35 m/s
▼28日午後3時の予報
存在地域：沖縄の南
進行方向、速さ：北東20km/h
中心気圧 980hPa
中心付近の最大風速：30m/s
最大瞬間風速 45m/s
▼29日午後3時の予報
存在地域：南大東島近海
進行方向、速さ：北東30km／h
中心気圧 980 hPa
中心付近の最大風速：30m/s
最大瞬間風速 45m/s
▼30日午後3時の予報
存在地域：日本の南
進行方向、速さ：北東25km／h
中心気圧 990hPa
中心付近の最大風速：25m/s
最大瞬間風速 35 m/s
▼31日午後3時の予報
存在地域：日本の東
進行方向、速さ：北東30km／h
中心気圧 996hPa
中心付近の最大風速：20m/s
最大瞬間風速 30m/s
