阿蘇・草千里のミヤマキリシマが見頃〔地域〕

AI要約

阿蘇山の火口を望み、広大な草地が広がる草千里ケ浜周辺では、ミヤマキリシマが見頃を迎えている。

ハイカーが美しい花と山の眺望を楽しんでおり、周囲の烏帽子岳や杵島岳も人気の登山スポットとなっている。

気象庁は阿蘇山の噴火警戒レベルを引き上げたが、草千里ケ浜周辺は通行可能であり観光客も安全に訪れることができる。

 阿蘇山の火口を望み、広大な草地が広がる観光地として知られる草千里ケ浜周辺(標高約1100メートル)で、ミヤマキリシマが見頃を迎えた。周囲の烏帽子岳や杵島岳には県内外から多くのハイカーが訪れ、美しい花と山の眺望を満喫している。ミヤマキリシマは、九州各地の山や高原に自生するツツジの一種。

 気象庁は15日、火山性微動や火山ガスの放出量がやや増加したため、阿蘇山の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げた。火口周辺約1キロ圏の立ち入りを規制しているが、草千里ケ浜は通行できる。