太陽光施設のケーブル窃盗急増、関東7都県で昨年5300件…銅が高騰し5年前の倍近く

AI要約

太陽光発電施設から銅製の送電用ケーブルを盗んでいる窃盗事件が急増している。関東地方では昨年、前年の3・5倍となる約5300件の被害が出ていた。

施設は防犯対策が手薄で狙われやすく、関東地方7都県や売電事業者の施設で被害が増加している。茨城が最多の被害件数を記録している。

犯行は銅の盗難が主な目的で、銅価格の高騰が背景にある。被害を防ぐため、資源エネルギー庁が関連事業者に注意喚起を行っている。