「会話していただけ」と否認 京都・伏見の68歳男性殺害容疑、通報の37歳の女を逮捕

AI要約

京都市伏見区のマンションで68歳男性が殺害された事件。容疑者は韓国籍の無職で警察に自ら通報していた。

具容疑者は容疑を否認し、被害者は刺された腹部からの出血性ショックで死亡した。

現場には凶器らしきものは見当たらず、警察は交友関係などを調査中。

「会話していただけ」と否認 京都・伏見の68歳男性殺害容疑、通報の37歳の女を逮捕

京都市伏見区のマンションンの一室で6月、腹部から血を流した68歳の男性の遺体が見つかった事件で、京都府警は21日、殺人容疑で、韓国籍の無職、具真弓容疑者(37)=同区横大路長畑町=を逮捕した。具容疑者は第1発見者とみられ、「人が死んでいる」などと自ら110番していた。府警は同日、伏見署に捜査本部を設置。詳しい経緯を調べる。

府警によると具容疑者は「(男性の)部屋で2人で会話をしていただけで殺してはいません」なとど供述し、容疑を否認しているという。

逮捕容疑は6月15日、伏見区深草西浦町の無職、美濃浩二さんの自宅で、刃物のようなもので美濃さんの腹部を複数回刺し、殺害したとしている。

司法解剖の結果、美濃さんの死因は出血性ショックだった。

具容疑者は同月22日、美濃さんの自宅を訪問し、「おなかから血が出て、人が死んでいる」と自ら110番していた。府警は美濃さんが事件に巻き込まれたとみて交友関係などを捜査していた。

府警によると、現場からは凶器とみられる刃物などは見つかっておらず、荒らされた形跡もなかった。美濃さんは居間で倒れており、上半身裸だった。