鹿児島県「顕著な大雨に関する情報」発表 線状降水帯による非常に激しい雨

AI要約

鹿児島県(奄美地方を除く)で線状降水帯による大雨が発生中で、土砂災害や洪水への警戒が必要。

線状降水帯は強い雨が同じ場所を通過・停滞し続ける現象で、集中豪雨や大災害を引き起こす可能性がある。

安全確保のため自治体の避難情報を確認し、土砂災害の前兆にも注意を払うことが重要。

鹿児島県「顕著な大雨に関する情報」発表 線状降水帯による非常に激しい雨

21日、鹿児島県(奄美地方を除く)に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。鹿児島県(奄美地方を除く)では「線状降水帯」によって、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。

鹿児島県(奄美地方を除く)に「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。梅雨前線の影響で、鹿児島県(奄美地方を除く)では局地的に雨雲が発達し、「線状降水帯」によって、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が、急激に高まっています。

鹿児島県(奄美地方を除く)では、21日午前中にかけても活発な雨雲がかかり、雨の降る量がさらに増えるでしょう。土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒してください。

「線状降水帯」とは、積乱雲(発達した雨雲)が、線状に次々に発生して、ほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、非常に強い雨のエリアです。

1つ1つの積乱雲は、雨を降らせると、たちまち消滅してしまいますが、「線状降水帯」は、 次々に発生した積乱雲が、数時間にわたって、ほぼ同じ場所を通過・停滞するため、長い時間、非常に強い雨が降り続きます。「線状降水帯」が発生すると、大きな災害の要因となる集中豪雨を引き起こすことがありますので、土砂災害や河川の増水に、特に警戒が必要です。

自治体からの避難に関する情報を確認のうえ、早めの安全確保を心がけましょう。すでに避難することが危険な場合、家の中の、崖や川から離れたできるだけ高い所で身を守るようにしてください。

なお、土砂災害は、雨が弱まったり、止んだりした後でも、発生する場合があります。土砂災害の前兆は、斜面のひび割れ、異様な音・におい、湧き水が止まる、濁った水が噴き出すなどです。このような前兆を見つけた時には、すぐに、斜面から離れてください。