沖縄は梅雨終盤の大雨 非常に激しい雨を観測 土砂災害に厳重警戒

AI要約

沖縄本島地方で大雨が続く様子や土砂災害の警戒を呼びかけ。

24時間の降水量や警戒地域の情報を提示。

土砂災害の前兆や避難のポイントを紹介。

沖縄は梅雨終盤の大雨 非常に激しい雨を観測 土砂災害に厳重警戒

今日12日も梅雨前線が南西諸島付近に停滞し、沖縄本島地方を中心に大雨となっています。明日13日にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。土砂災害に厳重に警戒してください。

今日12日も梅雨前線は南西諸島付近に停滞し、前線の活動が活発になっています。沖縄は大気の状態が非常に不安定になっています。本島地方を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となっています。渡名喜島では今日12日3時33分までの1時間に62.0ミリの非常に激しい雨が降りました。

今日12日6時までの24時間降水量は200ミリを超えた所もあります。

南城市糸数:218.0ミリ

渡嘉敷島:178.0ミリ

渡名喜島:175.5ミリ

那覇市:174.0ミリ

今日12日6時半現在も土砂災害警戒情報の発表されている地域があります。降り続く大雨のため、土砂災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害に厳重に警戒してください。河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水に十分注意してください。

沖縄本島地方では今日12日は多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。明日13日6時までの24時間に予想される雨量は本島地方の多い所で150ミリです。明日13日も大気の非常に不安定な状態が続き、激しい雨の降る所があるでしょう。

危険な場所には近づかないようにしてください。

大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。

2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。

3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。

4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。