サウナでやけどを負うなどの事故に消費者庁が注意を呼びかけ サウナで意識失い、右足の指5本切断したケースも

AI要約

サウナ利用中の事故について、消費者庁が注意を呼びかけました。

報告された事故例や注意事項、体調に合わせた利用方法について紹介されています。

サウナを利用する際は、ルールや注意事項を守りながら適切に利用することが重要です。

サウナでやけどを負うなどの事故に消費者庁が注意を呼びかけ サウナで意識失い、右足の指5本切断したケースも

“ととのう”などとリフレッシュ効果が注目されるサウナ。利用中に尻をやけどするなどといった事故の情報が複数寄せられ、消費者庁はきょう、ルールや注意事項を守ったうえで、体調に無理せず利用するよう注意を呼びかけました。

消費者庁によりますと、サウナに関する事故の情報は2010年4月から78件寄せられ、82人がやけどや打撲などを負いました。治療に1か月以上かかった人が13人いたほか、2人が死亡したということです。

報告された事故の中には、▼20代の女性がサウナで10分間ヨガのポーズを取り続け、尻をやけどしたケースや、▼心筋梗塞を起こしたことのある50代の女性が、サウナを利用していた際に心臓発作を起こし3日間入院したケース、▼70代の男性がサウナ室内で意識を失った結果、右足に重度のやけどを負い、指を5本切断したケースもあったということです。

消費者庁は、注意事項を守ったうえで、こまめな水分補給を忘れず、体調を踏まえてサウナを利用するよう呼びかけました。