タクシー強盗容疑者宅で銃弾押収 埼玉県警、入手経路の解明進める

AI要約

埼玉県川口市でタクシー運転手が銃撃された事件で、逮捕された瀬川容疑者の自宅から銃弾1発が見つかり押収されたことが明らかになった。

瀬川容疑者は銃を撃ったことを認めているが、金を奪おうとした意図は否定していると供述している。

容疑者は5月29日夜、タクシー運転手を脅迫し、拳銃のようなもので発砲し、運転手に大けがを負わせた疑いで逮捕された。

 埼玉県川口市でタクシー運転手の男性(72)が銃撃された事件で、県警が強盗殺人未遂容疑で逮捕した同市の無職瀬川好一容疑者(68)の自宅から、銃弾1発を発見し押収していたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。県警は入手経路や、銃撃した動機の解明を進める。同日、容疑者を送検する。

 県警によると、瀬川容疑者は「ピストルを撃ったことは間違いない。ピストルは捨てた」と供述する一方「金を奪うつもりはなかった」と述べ、容疑を一部否認している。

 逮捕容疑は5月29日夜、川口市でタクシーを降りる際に「金を出せ」と運転手を脅迫、車内で拳銃のようなものを発砲し、腹部に約4週間の大けがを負わせた疑い。