部屋干し“臭わずよく乾く”干し方 「アーチ」「V」「長短」プロ推奨は?

AI要約

部屋干しの洗濯物が早く乾くためのプロの干し方について紹介。

部屋干しでアーチ干しをすることで、洗濯物が早く乾く理由。

アーチ干しのメリットや部屋干し臭を抑える効果についても解説。

部屋干し“臭わずよく乾く”干し方 「アーチ」「V」「長短」プロ推奨は?

 干し方を間違えると乾かないうえに、臭いも気になる部屋干し。実は、プロとっておきの干し方があるんです。

 まもなく梅雨を迎える時期。洗濯ものは、部屋干しせざるを得ません。そこで、洗濯ものが早く乾く干し方はどれでしょうか?

1.タオルなど長い洗濯ものを外側から干す「アーチ干し」

2.逆に長い洗濯ものを内側に干す「V字干し」

3.長い洗濯ものと短い洗濯ものを交互に干す「長短干し」

街の人(30代)

「長短干し。空気が入りやすい。V字は真ん中にたまるし…」

街の人(60代)

「(アーチ干し)だね。風通りがよくなるから」

街の人(20代)

「均等に全部いきわたるV字だと思う。バラバラだと風通しが悪い」

 大手日用品メーカー・ライオンで、暮らしに役立つ情報を発信するお洗濯マイスターの大貫和泉さんに教えてもらいました。

大貫さん

「(洗濯した後に)長時間衣類が乾かないと、嫌な部屋干し臭が発生します。早く乾かすことが必要になります」

 もうすぐ梅雨ですが、洗濯ものがはやく乾く干し方はどれなのでしょうか?

大貫さん

「正解は…『アーチ干し』です」

街の人(60代)

「合ってました!?やったー!職場に戻ったら、こういうのあるよと話します」

 「アーチ干し」が、早く乾く理由とは?

大貫さん

「外側の長い衣類に風が当たりやすい。アーチ下部に大きな空間ができるので、風が通りやすい」

 「アーチ干し」は、外側に乾くのに時間のかかる面積の広い洗濯ものを干すことがポイント。部屋干しのわずかな風でも乾きやすくなります。

 また、アーチが風の通り道になり、内側の洗濯ものも乾きやすくなるそうです。

大貫さん

「洗濯ものを干し始めてから5時間以降になりますと、嫌な部屋干し臭が発生しやすくなりますので、5時間以内を目安に乾かすことをおすすめします」

 ライオン研究所によると、他の干し方に比べ「アーチ干し」は部屋干し臭を抑えることも。

街の人(30代)

「気にしたことがなかったので、とても勉強になっている」

街の人(20代)

「やろうやろう。やります。干します」

 ちなみに「アーチ干し」はライオンによると、扇風機などを首振りモードにして風を当てると、より他の干し方との差が出るそうです。