NY株4日続伸、96ドル高 米景気先行き楽観で買い

AI要約

16日のニューヨーク株式市場では、ダウ工業株30種平均が4日連続で上昇し、買い注文が優勢だった。

米景気の先行きを楽観視する動きがあり、インフレの鈍化や消費の底堅さの報告により、米景気減速の懸念が後退した。

ハイテク株主体のナスダック総合指数も7営業日ぶりに上昇し、続伸が続いた。

 【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続伸し、前日比96.70ドル高の4万0659.76ドルで取引を終えた。米景気の先行きを楽観視した買い注文が優勢だった。

 朝方発表された7月の米住宅着工件数は市場予想を下回った。ただ今週発表の米経済指標でインフレの鈍化が示されたほか、消費の底堅さも確認されたことから、米景気減速の懸念が後退したとの見方が上回った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日続伸し、37.22ポイント高の1万7631.72だった。