マイクロソフトに欧州委が異議告知書、「チームズ」で競争法違反の疑い

AI要約

米マイクロソフトがEUから制裁金の恐れを受ける理由として、ビデオ会議ソフト「チームズ」の他のソフトとの抱き合わせ販売が問題視されている。

欧州委員会が異議告知書を送付し、マイクロソフトの競争法違反を警告している。

マイクロソフトは、チームズのセット販売手法がEU競争法に違反しているとして非難されている。

(ブルームバーグ): 米マイクロソフトは、欧州連合(EU)から巨額の制裁金を科される恐れがある。市場への支配力を乱用し、ビデオ会議ソフトウエア「チームズ」を他のビジネスソフトウエアと抱き合わせにしているとして、EUの行政執行機関である欧州委員会が同社を非難した。

欧州委員会はマイクロソフトに対し、いわゆる「異議告知書」を送付。この中で、チームズを「マイクロソフト365」や「オフィス365」とセット販売する同社の手法は、EUの競争法に抵触していると警告した。

原題:Microsoft Risks EU Fine After Antitrust Warning Over Teams App(抜粋)

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