〔東京株式〕軟調=上値重く売り直す(4日前場中盤)

AI要約

日経平均株価は軟調で朝の上昇が一段落し、下げ幅が広がっている状況。押し目買いが入ったが、上値が重く売りが続いている。

東エレクは値を消し、ミツコシイセタンもマイナスに転じるなど、買いは短期の人が中心。自動車株は全体の下げ方と比べて弱くない。

寄り付きでは日経平均株価が下落し、幅広い業種で利益確定の売りが先行している状況。

 (10時22分)日経平均株価は朝に比べて下げ幅を広げるなど、軟調だ。一時プラスに転じた東証株価指数(TOPIX)も再びマイナスになっている。朝の売りが一段落した後は押し目買いが入っていったん下げ渋ったが、「買いが続かず上値が重かったことで、売り直している」(国内証券)という。朝方は底堅さを見せていた東エレク <8035> が値を消し、年初来高値を付けたミツコシイセタン <3099> がマイナスに転じており、「買いは短期の人が中心」(同)のようだ。一方、前日後場に下落が目立ったトヨタ <7203> など自動車株は「日本株全体の下げ方と比べ、それほど弱くもない」(中堅証券)とされる。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比220円49銭安の3万8702円54銭と下落して始まった。幅広い業種で前日までの上昇を受けた利益確定の売りが先行している。